「乳がんの手術」にはどんな種類があるかご存知ですか?入院期間も解説!

「乳がんの手術」にはどんな種類があるかご存知ですか?入院期間も解説!

乳がんの手術についてよくある質問

ここまで乳がんの手術の種類・治療方法などについて紹介しました。ここでは「乳がんの手術」についてよくある質問にMedicalDOC監修医がお答えします。

入院期間はどのくらいかかりますか?

甲斐沼 孟(医師)

一般的に手術の1日前に入院して、乳房部分切除術の患者さんは3~5日程度、乳房切除術や腋窩リンパ節郭清を行う患者さんは5~10日程度の入院期間になります。乳房再建も同時に行う場合は10~14日程度です。

術後でも定期的な乳がん検査は受けた方がいいですか?

甲斐沼 孟(医師)

乳がんの手術や放射線療法などの治療が終わってからも、定期的な検査が必要です。再発しやすいとされる治療終了後3年目までは、3~6ヵ月ごとに検査を受けることをおすすめします。また乳房部分切除術の患者さんは年に1回程度のマンモグラフィ検査を受けることが望ましいとされています。

編集部まとめ

今回は乳がんの手術の種類や治療方法などについて解説しました。乳がんの手術には乳房を部分的に切除する方法と、乳房全体を切除する方法があります。

乳房すべてを切除しても、作り直せることを知って安心した方もいるかもしれません。

乳がんは早期発見・早期治療が重要です。定期的ながん検診を受けるとともに、月に1度は乳房をチェックして、しこりや皮膚の変化を見逃さないようにしましょう。

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