小学生の親の3割がもはや「買わない」、かつては入学に合わせて買うのが当たり前だったものとは?

小学生の親の3割がもはや「買わない」、かつては入学に合わせて買うのが当たり前だったものとは?

学習机といえば、小学校入学時に購入する準備品の定番でした。しかし最近では、購入時期は人それぞれ。各家庭のタイミングで購入する家庭が多くなっています。そもそも購入予定のない家庭もあり、多様性は高まる一方です。今回は、学習机を購入するタイミングや価格、購入のポイントについて解説します。

子どもの学習机を購入しましたか?

Q.子どもの学習机を購入しましたか?(予定も含む)

編集部が小学生の子どもがいる家庭におこなったアンケートによると、子どもの学習机を購入、もしくは購入予定の家庭は、約69%と高い数字を示しています。しかし、購入するつもりのない家庭も約27%と、決して少なくはありません。学習机を購入するかどうか、迷っている家庭も約4%ありますね。

学習机はパーソナルスペース

学習机を購入する理由のひとつに、学習習慣の定着を期待する声があります。「学習机」という名前が示す通り「机は勉強をする場所」と位置づけ、家庭内で子どもにオンオフの切り替えを促す役割があります。

「机に向かう」という行動は、意識を「遊び」から「学び」に切り替える手助けをしてくれます。机の周辺には、気が散るもの(マンガやおもちゃなど)を置かず、集中できる環境を作ると、なおよいでしょう。

もうひとつの理由は、パーソナルスペースの確保です。家のなかで自分だけの空間を持つことは、子どもの自立を促すことが期待できます。とくに兄弟姉妹が多いご家庭では、学習机を中心とした空間が、ひとりで落ち着ける場所として機能してくれるでしょう。自分のスペースは自分の責任で整理整頓させることもできますね。

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