旬の食べ物で、体もすこやかに
旬のものを食べるメリットって、味がおいしいとか、値段が安くなっているということもあるんですが、やっぱり、食材がベストの状態で収穫できる時期なので、栄養価がすごく高いんですね。なおかつ、その時期に体が必要としているものが多かったりもするんです。
春の季節は、花粉症などで体がダメージを受けていることもありますし、季節の変わり目ということで風邪をひきやすくなっていたり、新生活で知らず知らずのうちにストレスがかかっている時期でもあると思います。
春が旬の菜の花やキャベツやアスパラガスは、ストレスに強いとされている抗酸化作用が高い食物なんですね。メンタルにもいい影響を与えてくれるとされているので、旬の野菜を意識して食べることで、知らず知らずのうちに体のケアもできていたりします。そうやって考えると、ちょっとありがたみも増して、旬の食事がさらに楽しめそうですよね。
食卓に春らしさを出す時、私はパステルカラーになるように心がけています。例えば卵焼きだと、いつもは麺つゆなどを使って醤油ベースの味にするところを、薄口醤油や白だしで黄色がきれいに出るようにしてみたり。あとは桜でんぶでピンク色を加えたり、スナップえんどうの鮮やかな黄緑で彩るなど、緑や赤の強い色ではなくて、パステルカラーの食材を並べて、春らしさを感じられるようにしています。
食材で春らしさを出すことが難しい時は、器やペーパーナプキンを使ったりもします。また、桜の枝を買ってきて飾るときもあります。無理に食事で春を出そうとしなくても、食卓の周りのもので春を演出するのもおすすめです。
みなさんはどのような形で春を楽しんでいらっしゃいますか?みなさんの春の食事の楽しみ方を教えていただけたらうれしいです。
心ゆくまで食べたい。油控えめで作る「のり塩フライドポテト」
聴くコラムで毎回ご紹介している、わが家のおうちごはん。今回ご紹介するのは罪悪感少なめな「のり塩フライドポテト」です。私はフライドポテトが大好きなんですけど、やっぱり揚げ物はカロリーも気になりますよね。そこで、最近わが家でハマっている、カロリー控えめなフライドポテトの作り方をご紹介します。
材料
じゃがいも油塩青のり
作り方
1. じゃがいもを8等分くらいのくし切りにする。新じゃがなら皮がついたままでも!
2. 1のじゃがいもを耐熱容器に入れて水にさらす。
3. 水気を切り、じゃがいもを入れた耐熱容器にラップをし、電子レンジでほくほくする固さまで温める。(じゃがいも1個で600W2分くらいが目安)
4. キッチンペーパーでじゃがいもの水気を拭きとり、炒め物をする時より少し多めの油で全面がカリッとするまで焼く。
5. 青のりと塩をかけて完成!
ちなみに、電子レンジで蒸した後は水分が結構ついているので、一回しっかりとキッチンペーパーで拭いてから焼くと、安全に焼くことができると思います。
このフライドポテトは、外側はカリッとしていて中はほくほくで、でも中まで油が染み込んでいないので罪悪感も少ないです。ハンバーグの付け合わせにもいいですし、もちろんメインで食べてもいいですし、とってもおいしくておすすめなので、ぜひ作ってみてください。
わが家では、味付けカレーパウダーのようなものを使ったり、クレイジーソルトのような味付きの塩を使ったりして、味を変えて楽しんでいます。
堂林家にはこの時期になるとじゃがいもが100個以上届くんです(笑)。ですので、じゃがいもを大量消費しなくちゃいけなくて、ポテトサラダや肉じゃがを作ったりするんですけど、とにかくわが家ではこのフライドポテトの売れ行きがものすごくて。子どもたちがバクバク食べてくれるので、最近は100個のじゃがいもも怖くなくなるくらいおすすめなレシピです。みなさんもぜひ試してみてください。
配信: アイスム