個人再生にもデメリットとはある?弁護士が解説します

個人再生にもデメリットとはある?弁護士が解説します

5、個人再生の手続にかかる期間

(1)東京地方裁判所で個人再生手続きをしようとした場合

全ての事件において個人再生委員が選任される運用になっていますので、申立てから認可決定が出されるまで半年ほどかかります。

(2)東京地方裁判所以外の裁判所で個人再生手続きをしようとした場合

基本的には個人再生委員は選任されませんので、申立てから認可決定が出されるまでの期間は100日ほどです。

6、個人再生にかかる費用

ご自身で手続きされる場合には、まず約3万円(申立費用と予納金を合算した金額です。)がかかります。

そして、個人再生委員が選任される場合、すなわち東京地方裁判所で手続きをする場合であれば、個人再生委員の報酬として15~25万円の費用が別途必要になります。

もし弁護士に依頼した場合には、上記に加えて弁護士費用が別途かかります。弁護士費用は法律事務所によって異なりますので一概には言えませんが、相場は50万円~70万円ぐらいです。

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