お道具箱がない! 失くし物をしてものんびりの息子、駅員さんから電話が来ることも……

お道具箱がない! 失くし物をしてものんびりの息子、駅員さんから電話が来ることも……

小学校に入学すると、少なからず突き当たる「小1の壁」。小1ママは何に困り、どうやって乗り切ってきたのでしょうか? この4月から小2になるお子さんを育てる先輩ママに、“小学校1年生”の一年間を過ごして感じたこと・体験した出来事などを聞いてみました。「小1の壁」リアル体験談をお届けします。


(※写真はイメージです)

先輩ママ 後田とも子さん(仮名/36歳/広告サービス/東京都在住)

◆家族/夫(42歳、会社員)、長男(7歳)、長女(4歳)

長男の出産後、夫の転勤が決まり石川県に家族で引っ越し。自己都合による部署異動が認められ、石川県で職場復帰。

長女を授かり東京へ戻り、現在はフルタイム共働き。長男が小学校に上がるタイミングで昇進し、残業があるときは夫がワンオペ育児を実践中。

入学直後はたび重なる“失くし物”に悩まされ……

(※写真はイメージです)

息子が小学校に入学して、まず最初に突き当たった壁は持ち物の管理でした。

授業や行事で必要となる持ち物が毎日のように変わり、その割に学校からのお手紙が非常に読みづらかったので、スケジュールを含めた管理が大変で……。

まだ管理に慣れていなかった頃、急に遠足の日程が変更になったことがあり、私がリュックを持たせ忘れて、慌てて学校に届けたこともありました。

さらに、息子はありとあらゆるものを失くしてしまうタイプで、そのリカバリーも本当に大変でした。

入学からわずか2週間後に黄色の通学帽子を失くし、あちこちを探しましたが見つからず、先生に代わりのものを用意してもらうことに。

お道具箱や学校から借りた本を持ち帰るはずなのに、手ぶらで帰ってくることもしょっちゅう。本人に聞いても「どこかでなくなった」と言うばかりでわからず、後日、学校に鉄道会社から電話がかかってきて、駅に置いてきてしまったことが発覚したというトラブルもありました。

学習面では、漢字学習が始まってからが一苦労でした。

一応学童で漢字の書き取りの宿題をやってくるものの、字が汚な過ぎて家で再度すべてやり直ししたり、事前に漢字ノートに薄く漢字を書いておいてなぞらせたり……。試行錯誤の繰り返しでした。

逆に、公文で先取り学習をしていた算数は得意で、字が汚い以外は困らず良かったです。

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