【小1の壁】長期休暇中の子どものお昼ごはん問題。学童・自宅・祖父母宅の預け先別、先輩パパ・ママたちはどうしてた?

【小1の壁】長期休暇中の子どものお昼ごはん問題。学童・自宅・祖父母宅の預け先別、先輩パパ・ママたちはどうしてた?

第一子が「小学1年生」の「夏休み」や「冬休み」の期間、民間の学童での昼食は主にどうしていましたか?

民間学童では、約30%が「学童で出る仕出し弁当・給食」を利用しています。自治体の学童では「仕出し弁当・給食」利用者が約9%だったことを考えると、高い数字です。民間学童のほうが、より保護者に手厚いサービスをおこなっているということでしょう。

しかし、約70%は「手作りのお弁当」です。民間学童を選ぶ際には、長期休暇のお昼ごはんの提供についても調べておく必要がありますね。

結局手作り?

●民間の学童のため、お弁当の注文システムもあるのですが、あまりおいしくないとのことで結局お弁当を毎日作りました。学童のない日は塾で過ごしたのですが、カロリーメイトくらいしかないため、結局お弁当を毎日作ることになりました。(男性/45歳/建設・土木/事務系専門職)

●弁当持参なので、保冷剤は多めにして、冷凍したひと口ゼリーを弁当に詰めたり、腐らないように対策してました。また、水筒がすぐ空っぽになっていたようで、学童の水をもらって飲んでいたようです。少しの間だからと割り切って、大きい水筒は買いませんでした!(女性/41歳/医療・福祉/専門職)

●子どもは好きなものだから大丈夫と言っていたが、毎日のことなので、メニューが同じパターンになることが多かった。(男性/45歳/情報・IT/クリエイティブ職)

「仕出し弁当・給食」がおいしく、満足している場合は問題ないのですが、子どもにとってストレスになっているようでは困ります。なかには、サービスはあるが子どもの気持ち優先で手作り弁当にした、という声もありました。

お弁当のおかずがワンパターンになることを心配する声もありますが、子どもが好きで食べてくれるなら、心配無用です。また、夏場に必須の水筒は、できればコップつきのほうが衛生的。とくに食事の際はコップから飲むことをオススメします。

自宅で過ごしていた子どもの昼食

第一子が「小学1年生」の「夏休み」や「冬休み」の期間、その子どもの自宅での昼食は主にどうしていましたか?

自宅組でもっとも多かったケースは「手作りの弁当や作り置きを用意し、子どもだけで食べていた」で約35%でした。ほかのケースとあわせると、子どもだけの食事は約42%になります。

一方、祖父母が来てくれたり、親が在宅ワークで一緒に食べたり、子どもだけではないケースは約57%に相当します。「自宅で過ごす」といっても、子どもを完全にひとりにしない対策をしている家庭が半数を超えています。

ひとりでできるかな?

●最初のころは冷たいまま食べていたようだが、2年目からはレンジの使い方を覚えてくれた。(男性/39歳/学校・教育関連/専門職)

●その都度電話をして確認をしていました。(女性/46歳/建設・土木/事務系専門職)

仕事をしながらごはんの準備……

●家で調理して食べさせていましたが、仕事の合間に毎日昼ごはんの準備をするのが負担でした。昼ごはんは冷食を活用して、手抜きしました。(女性/38歳/通信/クリエイティブ職)

1年生が子どもだけでお昼ごはんを食べる、と思うと多少の不安は残ります。子どもだけの場合、準備は大変ですがそのまま食べられるお弁当が安心です。慣れてきたら、電子レンジを使用させていた家庭もあったようです。

親子の食事の時間を合わせれば、テレビ電話で顔を見ながら食事をすることもできそうです。

しかし、保護者が自宅にいる場合、ついつい食事の準備に時間や手間をかけてしまう、という声もありました。一長一短ですね。

祖父母・親戚宅で過ごしていた子どもの昼食

第一子が「小学1年生」の「夏休み」や「冬休み」の期間、その子どもの「祖父母や親戚の家での昼食」は主にどうしていましたか?

祖父母や親戚宅で過ごす場合のお昼ごはんは、やはり用意してもらう派が約92%でした。

祖父母や親戚に気を使い、お弁当や市販品を持参するといっても「遠慮しないで」「ついでだから」と断られた人も多いでしょう。信頼できる人に預かってもらうので安心ですが、やはり気を使う点も多く、親としては気苦労のタネでもあります。

なかには、両親とも祖父母宅が近くにあるためか、どちらに預けるか悩んだという声もありました。

親しき仲にも礼儀あり

●義理の母が毎日用意してくれていたのですが、和食が中心と言うことで息子はあまり食が進まないといっていました。対処としては義理の母に息子が好きな物を伝えておいて、私が用意したレシピを見て作ってもらっています。(女性/37歳/金融・証券/事務系専門職)

●祖父母が用意してくれたので、食費を払うかどうか悩んだ。(女性/43歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)

●母が作ってくれていたが大変だと思い、いつも気を遣わなくてはいけなかった。食材やデザートなどいつも買って行っていたのでお金が結構かかった。(女性/49歳/医療・福祉/専門職)

祖父母や親戚にお昼ごはんを用意してもらう場合、お昼ごはん代を渡すかどうか、渡すならいくら渡すのか、悩んだ人も多いようです。「水くさい」「いらないよ」と言われても、毎日ごはんを用意する苦労を知っている身としては簡単に甘えるわけにはいきません。

最初は「孫のために」と張り切ってくれる祖父母でも、途中体調の悪い日やイライラする日だってあります。実費は渡さなくても、御礼の品や食材の差し入れがあるといいですね。

毎日感謝の言葉は忘れずに伝えましょう。

まとめ

子どもが1年生になって初めての夏休み。どこで過ごすにしても、お昼ごはん対策は必要です。多くの場合はお弁当持参になりますし、自宅でも1年生なら調理の必要がないお弁当が安心でしょう。こうなると、本当に給食のありがたさが身に沁みます!

マイナビ子育て調べ

調査日時:2024年1月25日~27日

調査人数:303人(20代~40代で、第一子が小学校1年生のとき夫婦ともに働いていた小学生のパパ・ママ)

(マイナビ子育て編集部)

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