年金生活していた75歳の母。「生活がカツカツだから」と仕事を探し始めましたが、体が心配なので止めたほうがいいでしょうか?

75歳以上の方が仕事をするうえで注意するポイント

75歳以上から働くとなると、健康面や収入面などのさまざまな観点を考慮して、仕事を選ぶ必要があります。

 

仕事を選ぶうえで、注意すべきポイントは以下の通りです。

●体力的に無理なく働ける仕事を選ぶ

●やりがいや自分のスキルを生かせる仕事を選ぶ

特に高齢になればなるほど、病気やけがのリスクが高まり、体力を使う仕事や体に負担がかかる仕事をすることは難しいと考えられます。

 

また、75歳以上となると働ける仕事の幅も狭くなるため、選べる範囲で自分のスキルを生かせるものや、働いていてやりがいを実感できる仕事がよいでしょう。

 

可能であれば親族からの援助も検討する

定年後は年金を受給できますが、毎月の生活に必要となる十分な年金を受け取れない場合は、働くことで足りない分を補塡(ほてん)できます。

 

職種は絞られる可能性がありますが、75歳以上からでも働ける仕事先はあります。

 

本人が働ける場合は問題ありませんが、無理をして働き、万が一けがや事故に巻き込まれたら本末転倒です。

 

もし、健康上の理由や仕事をすることで何かリスクがあるのであれば、親族から援助を受ける方法も選択肢として検討しましょう。

 

出典

内閣府 第1章 高齢化の状況(第2節 1)第2節 高齢期の暮らしの動向(1)1 就業・所得

厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag 施設警備員

厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag ビル清掃

厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag 一般事務

厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag  製品包装作業員

厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag  こん包作業員

厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag  マンション管理員

厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag  タクシー運転手

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

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