1人暮らしで「寝具」を週1で洗うのって少ないですか? 実家ではもう少し頻繁に洗っていたのですが、平日は時間がとれず「不衛生」でないか心配です…

就職にともない春から1人暮らしをはじめて、家事と仕事の両立の難しさを実感している人も多いのではないでしょうか。
 
特に、洗濯については「今まで親がしてくれていたから……」と面倒に感じる人も多いでしょう。ここで気になるのが「寝具」の洗濯頻度です。仕事で疲れているなか、どれほどの頻度で洗濯すべきか、水道代が高くならないか心配な人もいるでしょう。
 
この記事では、寝具の適切な洗濯頻度や、回数ごとの水道代の差について解説します。この春から自分で洗濯を始める人は、ぜひ参考にしてください。

寝具の洗濯はどれくらいの頻度ですべき?

寝具の洗濯は、週に1回程度行うとよいでしょう。人間の平均睡眠時間は季節によって異なりますが、6.8時間~7時間程度とされています。1日の約3分の1の時間を寝具と共に過ごすため、洗濯せずに使っていくと自然に汚れが溜まります。

 

布団や枕など肌に直接当たらないものは半年に1回などシーズンごとに洗うとよいです。一方、シーツや枕カバーなど肌に直接触れるものは皮脂や汗などがつきやすいです。シーツは週1回、枕カバーは週2回程度洗うとよいでしょう。また、パジャマも汚れがつきやすいため、週2~3回洗うのがおすすめです。

 

仕事で疲れている場合は、土日などの休日に洗濯するようにしましょう。

 

「週1」と「2日に1回」の洗濯で水道代は変わる?

週に1回寝具を洗うのと、2日に1回程度寝具を洗う場合とでは、水道代はどう変わってくるのでしょうか? それぞれのパターンで選択した場合の水道代を比較してみましょう。

 

例えば、寝具と一緒に下着や衣服も洗濯するとします。1回あたりの洗濯物の量が3キログラム程度、水量が38リットル程度とすると、1週間の水道代は図表1の金額となります。

 

図表1

筆者作成

 

また、1ヶ月に換算した場合の水道代は図表2のとおりです。

 

図表2

筆者作成

 

1週間では約15円、1ヶ月では76円の差が生まれます。水道代を少しでも安くしたい人は、寝具の洗濯は週1回に抑えてもよいでしょう。また、「衣服をまとめて洗濯するときに併せて寝具も洗う」というように他のものも一緒に洗濯してしまえば、より費用を抑えられます。

 

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