「結婚相手は年収800万円以上が条件」という友人。それだけ稼ぐ男性の割合はどれくらい?

年収800万円の暮らし

では、600万円~680万円の中間値である640万円で生活した場合、生活費以外にどのくらいの余裕があるのかを見てみましょう。

 

年間640万円の手取りで、ボーナスを4ヶ月分もらっているとすると、1ヶ月当たりの手取りは640万円÷16ヶ月でおよそ40万円です。

 

総務省統計局の「家計調査報告」によると、二人以上の世帯における消費支出は平均29万865円とのことです。月々の収入である40万円から差し引くと、約11万円の余裕が生まれます。

 

ただし、家庭によって支出額には差がありますので、あくまで目安として参考にしてください。

 

年収800万円超の男性は全体の16.8%!

年収800万円超の男性は全体の16.8%ですが、平均初婚年齢である31.1歳の場合は、その割合が若干減ることも予想されます。もしも800万円の年収の人と結婚した場合、平均的な消費支出と比べ、ひと月当たり10万円ほど余裕がある生活をおくれるでしょう。

 

家族構成が人によって異なることや、老後の生活資金などを考慮すると、自由に使えるお金は異なってきます。費用のバランスを考えながら生活することが大切です。

 

出典

国税庁長官官房企画課 令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-

厚生労働省 令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況

総務省統計局 家計調査報告[家計収支編]2022年(令和4年)平均結果の概要

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

関連記事:

配信元

ファイナンシャルフィールド
ファイナンシャルフィールド