スマホの機種変更でスマホ保険の存在を初めて知りました。加入したほうがいいのでしょうか?

スマホ(スマートフォン)は現代社会に欠かせないツールです。高価な上、画面破損や水没など、トラブルも起こりやすいようです。そこで近年注目されているのが、スマホ保険です。
スマホの機種変更で初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。
 
ここでは、スマホ保険のメリット・デメリットと、加入の判断ポイントを詳しく解説します。

スマホ保険とは

スマホ保険は、スマホが壊れたときに修理、交換費用を補償してくれるサービスです。以下に、スマホ保険の詳細について説明します。

 

補償内容

スマホ保険の補償内容は以下の通りです。

●破損

●故障

●水濡れ

●データ復旧

●盗難・紛失

補償内容は取り扱っている保険会社やキャリアによって異なります。補償額は最大10万円で設定しているケースがほとんどです。

 

スマホ保険に加入する重要性

多くのスマホには購入後1年間のメーカー保証が付いていますが、精密機器のため、自己修理の際には高額な費用が発生することがあります。しかし、スマホ保険に加入していれば、修理費用の一部または全額を補償してもらえるでしょう。

 

株式会社IoTコンサルティングが行った「スマホ保険に関するアンケート調査」によると、スマホ保険の加入率は「34%」とおよそ3割程度の方がスマホ保険に加入していることが分かりました。

 

中でも、携帯をキャリアで新品購入した際に加入できる「キャリアの保険」に加入している方が101人中74名、「メーカーの保険」に加入している方が21名、「クレジットカード付帯のスマホ保障」「保険会社の保証サービス」に加入している方がそれぞれ3名ずつでした。

 

携帯キャリアでスマホ購入した方の加入率はおよそ80%とほとんどの方が加入していることが分かります。

 

スマホ保険に加入するかどうか

スマホ保険に加入するかどうかは、個々の状況やニーズによります。以下に、スマホ保険のメリットとデメリット、そして保険に加入することがおすすめの人、不要な人の特徴をまとめてみました。

 

スマホ保険のメリット

スマホ保険のメリットは以下の通りです。

 

・補償範囲が広い

故障、破損、水濡れ、盗難、紛失などが対象です。予期せぬトラブルによる修理費用や交換費用を軽減することができます。スマホが壊れたときや紛失したときでも、修理費用や交換費用の負担を軽減できるため、安心感が得られます。

 

・複数の端末が補償対象

一部のスマホ保険では、一契約で複数の端末が補償対象になることもあります。

 

スマホ保険のデメリット

スマホ保険のデメリットは以下の通りです。

 

・補償対象になる機種が限定されている

特定の機種や新品のスマホにしか適用されないことがあります。そのため、中古のスマホや一部の機種は補償対象外になる可能性があります。

 

・保険金を受け取れないケースもある

スマホが修理不能と判断された場合や、故意にスマホを壊した場合などは補償対象外になることがあります。

 

・保険料が無駄になる可能性

故障や破損がなければ、保険料が無駄になる可能性があります。

 

スマホ保険に加入することがおすすめな人

スマホ保険への加入がおすすめな人は以下のような特徴を持つ人です。

 

・スマホを頻繁に壊してしまう人

スマホを頻繁に壊してしまう場合、スマホ保険に入っていることで経済的な負担を軽減できます。

 

・子どもが使用することが多い人

子どもがスマホを使用することで、誤って落として画面が割れるなどのトラブルが起こります。修理に出す回数が増えると、費用が膨らんでしまうでしょう。

 

・高価なスマホを使用している人

スマホの価格が高いほど、修理費用や交換費用も高くなります。そのため、高価なスマホを使用している人は、スマホ保険に加入することで、さまざまな費用を補償してもらえます。

 

・スマホを長期間使用する人

スマホを長期間使用していると、故障や事故が起こるでしょう。スマホ保険に加入していれば、修理費用や交換費用を補償してもらえます。

 

・スマホの紛失や盗難が心配な人

スマホの紛失や盗難が心配な人は、スマホ保険に加入することでリスクを避けられるでしょう。

 

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