恋愛中のカップルの中には、相手の金銭感覚について知っておきたい方もいるでしょう。
中にはお金の使い方が上手で、数千万円の貯金をしている人もいるかもしれません。
 
30代の彼が「2000万円」の貯金があるとしたら「これは平均的な金額なの？」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、30代単身者の平均貯金額や、お金を貯めるためにしていると考えられる工夫について調べてみました。

30代の平均貯金額はどれくらい？

恋愛中のカップルにとって、相手の金銭感覚や貯金事情は、将来一緒に生活するにあたり気になるポイントの一つです。

金融広報中央委員会 知るぽるとの「家計の金融行動に関する世論調査［単身世帯調査］（令和5年）」によると、30代単身者の平均貯蓄額は594万円（中央値：100万円）でした。

 

30代の貯蓄額ごとの割合は以下の通りです。

●なし：34.0％

●100万円未満：14.5％

●100万～200万円未満：6.2％

●200万～300万円未満：7.4％

●300万～400万円未満：6.2％

●400万～500万円未満：4.0％

●500万～700万円未満：5.6％

●700万～1000万円未満：3.4％

●1000万～1500万円未満：7.4％

●1500万～2000万円未満：1.9％

●2000万～3000万円未満：3.1％

●3000万円以上：4.0％

同調査から、2000万円の貯金がある30代の彼は上位7.1％に入り、同年代と比較すると貯蓄額が大きいことが分かります。

 

貯金「2000万円」の彼はお金を貯めるための工夫をしているかも!?

上記調査では、30代で貯蓄額が「なし」と回答した人は34％いることが分かりました。

貯蓄額が100万円未満の人と合わせると、48.5％で約半数を占めます。

 

株式会社ビズヒッツが行った「お金が貯まらない理由に関する意識調査」によると、十分に貯蓄ができていないと回答した人の割合は70.4％でした。

 

思うように貯蓄ができない人が多い中で、2000万円の貯金をしている30代の彼は、しっかりとした金銭感覚を持っているといえるかもしれません。

しかし、限られた収入の中で節約だけでお金を貯めることは簡単ではないでしょう。

 

2000万円の貯金を持つ彼は、お金を貯めるために副業や投資などを行っているのかもしれません。

 

体力や特技があれば、アルバイトをしたり、クラウドソーシングなどで案件をこなしたり、副業ができるでしょう。

 

NISAやiDeCoなど、利益分が非課税になる制度を利用して、コツコツと貯金を増やすことも可能です。

 

お金を貯めたいと思っている方は、自分に合う方法を探してみるとよいでしょう。

 

配信： ファイナンシャルフィールド