【デザイン?機能?】もっとも使いやすいトイレブラシはコレでした

【デザイン?機能?】もっとも使いやすいトイレブラシはコレでした

第91回 日常消費財の徹底比較 いいモノ買い隊
何年かに一度しか新調しない、家の生活用品といえば…。
色々な商品を思い浮かべることができますが、トイレのお掃除ブラシもそんなひとつではないでしょうか。引っ越しの際に買い替えるという家庭も多く、あまり頻繁に買い替えるものではないからこそ、うっかり使いにくいブラシを購入してしまうことは避けたいもの…。

そこで、今回は様々なトイレブラシを購入。実際手に取ってみて、そして使用してみて、その使い心地を比較検討してみました!

●今回の比較検討した商品はコチラ(法人格は省略)

(1)「ウラキレイ」(オーエ・972円・サイズ:約高さ410mm×幅74mm×奥行95mm)
…洗いにくい便器の裏側もゴシゴシ洗えるよう、ブラシはフチ裏にフィットする形状。蓋を開くとストッパーの働きで止まる簡易ロック機能付き。

(2)「FIトイレブラシ(ケース付き)」(レック・1121円・サイズ:約高さ395mm×幅85mm×奥行75mm)
…ブラシ部が便器のカーブに合わせて曲がるため、フチ裏までしっかり届くのが特徴。先端部分は硬い植毛で頑固な汚れにも効果的。柄をもってケースごとの持ち歩きも可。

(3)「トイレブラシ」(マーナ・1404円・サイズ:約高さ440mm×幅133×奥行105)
…累計販売数1300万個を超えるトイレブラシ界の大ヒット商品。どんな角度でも洗いやすいくたまった水が簡単に捨てられる。

(4)「ふさふさクリーナー」(山崎産業・1111円・サイズ:約高さ406mm×幅96mm×奥行126mm)
…便器の表面コートを傷めない、ソフトなアミ目繊維が特徴。抗菌繊維で雑菌の繁殖を抑える。

(5)「スマートトイレブラシ」(マーナ・1944円・サイズ:約高さ368×幅168×奥行72mm)
…スリムなフォルムでアリながらブラシ先端は独自のカーブ形状で便器の裏側も磨きやすい。ブラシ部も山切りカットで便器の奥にも入り込む。

今回は、便器裏までしっかりゴシゴシ洗えそうなブラシをセレクトしました。

トイレブラシをまずは磨きやすさで比較

まずは、磨きやすさ面で各トイレブラシを比較。

さっそく磨き始めると、各ブラシの洗い心地に差があることが良くわかりました。

(1)「ウラキレイ」(オーエ)
…押しながら擦り洗うのではなく、腕を引きながら擦り洗うという形状になっている。腕の角度をあれこれ変えなくてよいという点では疲れないけれど、強く引っ張るとブラシが壊れてしまいそうでやや怖さを感じた。

(2)「FINO トイレブラシ(ケース付き)」(レック)
…ゴシゴシ力を入れて奥まで磨けている実感がもっとも強く、シンプルに磨きやすい!

(3)「トイレブラシ」(マーナ)
…ブラシの毛は見るからに硬そうでゴシゴシ落としてくれている感覚が持てます。ただ、ブラシのけは松ぼっくりのように丸いので、もう少し便器裏にフィットする形状のほうが、ブラッシングによるハネも避けられてうれしい。

(4)「ふさふさクリーナー」(山崎産業)
…傷ついていないという点ではありがたいけれど、どうしてもクセなのか、ゴシゴシ洗いたくなってしまう。そういった意味で爽快感にかける印象もあるし、柔らかいブラシの目にいろいろ詰まってしまうのではという不安を覚えました

(5)「スマートトイレブラシ」(マーナ)
…ブラシのもち方を変えることによって便器の広い面も、フチの裏側もキレイに磨くことができた。(3)のトイレブラシよりも磨きやすかった印象。

磨きやすさという観点では、「スマートトイレブラシ」「FINO」が一歩リード!

トイレブラシ デザイン・機能面でリードしたのは…

もう一点、トイレブラシへの好みが分かれるところが、デザイン。ブラシが露出して見えるのが不衛生な印象を受けて嫌という人も多いだけでなく、本当はブラシなんておかずにスッキリとトイレを見せたいというニーズも良く聞きます。

デザインと機能面で各ブラシを改めてチェックしなおし、気づいた点は以下の通り。

(1)「ウラキレイ」(オーエ)
…デザイン面では、従来のトイレブラシとそこまで大差は感じない印象。ひとつ残念なのが、ブラシを持ち上げた際に蓋がスムーズに開かないこと。これには正直ストレスを感じました。今回の検証を繰り返すうちに、ついに蓋が壊れてしまいました…。

(2)「FINO トイレブラシ(ケース付き)」(レック)
…小さめのボディでありブラシ部が完全に収納できるだけでなく、柄の部分を持って持ち上げられる点は高ポイント。ただ、少々ブラシ収納時につっかかりを感じ、スムーズに収納できないことも。

(3)「トイレブラシ」(マーナ)
…倒れなそうという安定感はあるものの、全体のサイズ感が大きく、ちょっと目立ってしまうかも。

(4)「ふさふさクリーナー」(山崎産業)
…改めてみると、ブラシの青い部分が目立って見えてしまう。あまり見せたくない部分なのに、ブラシ部のみ青色なことで注目を集めてしまう効果がありそう。

(5)「スマートトイレブラシ」(マーナ)
…完全密閉性でないものの、その分通気性も確保されており、ブラシの出し入れも容易。また薄型である点も圧迫感がなくでスッキリ。

トイレブラシの総合順位はこうなった!

磨きやすさ、そして、デザイン、機能性。これらの観点で編集部員で投票した結果、今回紹介した商品のランキングベスト3は以下の通り!

第3位 「トイレブラシ」(マーナ) 磨きやすさ:★★☆ デザイン:★☆☆ 機能性:★☆☆

…「弧を描いた独特のブラシ形状はは、置くまでしっかり届きやすく磨きやすかった」(編集部S)

第2位「FINO トイレブラシ(ケース付き)」(レック) 磨きやすさ:★★★ デザイン:★★☆ 機能性:★★☆

…「力をいれて磨くと便器の形状に合わせて曲がるブラシは落としている感が抜群で使っていて気持ちよい!」(編集部N)

第1位 「スマートトイレブラシ」(マーナ) 磨きやすさ:★★★ デザイン:★★★ 機能性:★★☆

…「磨きやすさとデザイン性のバランスがちょうど良くて、これならトイレに置いてあってもちょっとカッコいいブラシだと思いました」(編集部T)

あなたの家のトイレブラシは、いつ購入した物ですか? 季節の変わり目、新しいブラシを新調して、ピカピカトイレライフをスタートしませんか?
(文・団子坂ゆみ/考務店)