3.圧倒的に雌猫の割合が高い
「サビ猫」は、分類上、三毛猫の一種で、遺伝的な確率により、雌が圧倒的な割合を占めています。
三毛猫の雄、雌を決定する要因は、性染色体の存在が密接に関わっています。雌猫は「XX」、雄は「XY」と並んでいて、黒と茶色の被毛をつくる性染色体は「X」上にしかありません。
三毛猫の誕生には、黒と茶色を司る「X」が同時に2つそろうことが必須条件です。そのため、「X」が1つしかない雄猫は、黒、あるいは茶色、どちらか一方の毛色しか現れません。つまりは、雄の「サビ猫」は、遺伝上、原則的に出現しないしくみになっているわけです。
ちなみに、約3万分の1の確率で発生する雄猫は、性染色体異常の結果だと考えられています。
もちろん、三毛猫の仲間である「サビ猫」についても、上記の例外ではありません。実は、みなさんが目にする「サビ猫」は、ほとんど雌猫です。
個体ごとのオリジナルな被毛パターン、賢さに加えて、ほぼ雌猫しかない遺伝子的な不思議さもまた、「サビ猫」の魅力を際立たせている、と言えるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、「サビ猫」ならではの魅力について解説しました。
「サビ猫」の特徴を簡単にまとめると、「この世に二つとない被毛パターン」、「空気が読める聡明さ」、「遺伝的に雌猫が大半」、この3つが挙げられます。
言うまでもないことですが、本文で紹介した性格については一般的な傾向であり、すべての「サビ猫」に当てはまるわけではありません。
実際に「サビ猫」の愛猫と関わり、触れ合ったうえで、飼い主さんはその子らしさを見つけてあげてください。

