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【茨城県つくば市】国立科学博物館 筑波実験植物園で「つくば蘭展」開催。貴重なランなど約500点を公開


国立科学博物館 筑波実験植物園では、12月7日(日)~14日(日)の期間、企画展「つくば蘭展」を開催する。世界有数の野生ラン保全施設である筑波実験植物園が保有する「つくばコレクション」から、開花中の貴重な野生種を約200点、加えて協力団体が育てた最新の園芸品種・失われつつある貴重な古典品種などを約300点、計約500点を公開する。世界各地の絶滅危惧種など野生種が一堂に会する場は他になく、ランの驚くべき多様性を感じることのできる展示として国際的に高い評価を得ているとのことだ。

「つくば蘭展」の展示構成

「つくば蘭展」の展示構成を紹介していこう。


多目的温室には、世界のめずらしい野生ランを展示。「つくばコレクション」から約200点公開される。また、植物園による「南硫黄島から来た絶滅危惧種・シマクモキリソウの保全」の研究紹介も行われる。その他、体験コーナーには魅力的な香りを放つ種類のランが展示される。好きなランの香りを選んだり、どんな動物がランの香りに誘われるのか考えたり、クイズ感覚で楽しみながらくつろげる。


熱帯資源植物温室には、世界の美しいランが集合。つくば洋蘭会・水戸市植物公園蘭科協会・らん友会龍ケ崎の人たちが丹精込めて育てた作品の数々を約300点展示する。最新の園芸品種を見ることもできる。また、つくば洋蘭会が、ランの殖やし方など様々なテクニックを紹介する企画展示も行われる。

研修展示館は、「まさかこんなところに!? 都市生態系のラン-つくばと東京の里山から」の展示。1階では、ナチュラリスト・中山博史氏の写真展を開催。2階では、「身近な野生ランを知る・守る・伝える」と題し、調査・研究の成果を中心に、ランを守るサイエンスのいまを紹介する。「都市の自然とランを守る-つくばと東京の取り組みから」では、つくばと東京での自然とランを守る取り組みをあわせて紹介する。

展示予定の植物を一部紹介

展示予定の植物(一部)は以下の通り。



小笠原諸島の固有種・シマクモキリソウの第2世代が初公開。

南太平洋・バヌアツで発見された新種も展示される。



マラクシス・イワシナエは、調査隊長を務めた元園長・岩科司氏に因んで1998年に発表された種。



フレアティア・バヌアテンシスは、花のない株を持ち帰り育成、開花したところ新種と分かり、2003年に発表された。



ハベナリア・未発表種は、まだ論文にはなっていないが、未発表の新種と考えられている。

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