プログラムの流れ

まずは、ステップ0「ウォーミングアップ」。身体を使って、自分の知っている木や、想像の中で「あったらいいな」と思う木を表現する。

ステップ1「みる・さわる(観察)」では、葉っぱ、木の実、切り株、木材など、普段はなかなか手に取ることのない実際の木の素材を、見たり触ったりしながら、五感を使って深く観察する。

ステップ2「かんがえる(解釈)」では、自分で選んだ木の素材を自由に組み合わせながら、自分だけの世界観を想像し、キャンバスボードの上で、自分だけの作品として形にしていく。

ステップ3「つたえる(表現)」では、自身の作品をグループ内で発表し、グループ内の友達と承認し合うことで、自己肯定感と他者への共感力を育む。

プログラムの最後には、1人ひとりの子どもと各自の作品をセットで撮影。

プログラム終了後には、子どもたちの思考・行動を記録した「振り返りシート」を1人1枚ずつ作成し、写真と共に保育園と保護者に渡す。これにより、子どもの個性に焦点を当てながら、子ども・保護者・先生の間で対話するきっかけを生み出す。
プログラムの結果
今回のプログラムを通じて、園の先生や保護者からは、さまざまな声が寄せられたそう。
例えば、「子どもが嬉しそうに自分の作品を見せながら、作品に込めた意味を説明してくれた」「プログラムの後から、自宅や保育園で木の素材を発見しては話題にするようになるなど、日常生活への学びの広がりを実感できた」「普段の制作活動とは違う視点で子どもの個性を見つめることができて、保育士視点でも学びや発見が多かった」などだ。
子どもの個性を見いだし、非認知能力を伸ばすアートプログラムに注目だ。
kasanari HP:https://www.kasanari.co.jp/
(Higuchi)
