1.視覚|見れるものと見れないものがある
猫は「暗闇でも見える」とよく言われますが、実際には人間の約6分の1ほどの明るさでもものを見ることができます。
これは、猫の目の奥にある「反射板」のような構造が、わずかな光を効率よく集めているためです。
また、猫は動体視力に優れています。狩猟のために、動くものを捉える能力が長けているので、小さな虫や一瞬の動きにもすぐ反応します。しかし、細かいものを見たり、遠くをくっきり見ることは得意ではありません。
また色の識別は、人間ほど多くの色を見分けることはできません。青や黄色系は比較的認識できるものの、赤系の色は見えにくいと考えられています。
2.聴力|猫の耳は超高性能
猫の聴覚は、人間よりもはるかに優れています。人間が聞き取れる音域(可聴域)よりも高い周波数の音まで聞こえるため、ネズミの小さな鳴き声や、かすかな物音も感知できます。
さらに猫の耳は、左右別々に動かすことができるのも大きな特徴です。音がした方向へ瞬時に耳を向けることで、パラボラアンテナのように、音を収集。位置や音の内容を正確に把握します。
たとえば、外を歩く通行人と飼い主さんの足音や声を聞き分けられるのも、この高い聴覚能力があるからです。
名前を呼ばれても無反応なことがありますが、聞こえていないのではなく、「反応する必要がない」と判断しているだけともいわれています。

