怒号の果てに見えた別れ
そして彼との別れを決定づけた出来事は、冬の合宿で初めてスノボに挑戦したときです。転倒して動けなくなった私に、近くにいた男子学生が手を差し伸べてくれました。すると彼は突然「触るな!」と怒鳴ったのです。
その後、彼に話を聞くと「俺のプライドを傷つけた」と延々と私を責めてきて……。この男子学生は単に親切心から手を差し出してくれただけで、当然ですが何も関係はありません。ただそれすらも彼は許せなかったようでした。
彼が私を思ってくれる気持ちはうれしかったですが、嫉妬でいっぱいの彼に私は限界を迎えてしまいました。別れを決意して彼に告げると「俺のことを捨てるの? 元カレと同じように?」と泣きながらすがってきた彼。そんな彼に私は黙って背を向けました。
愛情と支配は紙一重。嫉妬や束縛に囚われた関係では、互いの信頼は築けないなと感じました。本当に大切なのは、お互いを尊重し合えること。恋愛に必要なのは、信頼と自由、そして対等な関係。愛することと支配することの違いを見極めることが、自分を守る第一歩だと感じた経験になりました。
著者:桐島千夏/40代女性・母子家庭のママ。フリーのライターとして活動中。恋愛をはじめ、過去の体験談などを執筆している。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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