3.信頼と親愛の証
私たち人間も含めて、動物の顔はとても重要なパーツです。目や鼻は敏感で、なおかつ頭部は相手から攻撃を受ければ致命傷になりかねない急所です。つまり、猫が顔を近づける「鼻チュー」ができるのは、不意に攻撃される心配がない相手だと信頼している証なのです。
愛猫が近づいた飼い主さんの顔にも鼻チューをしようとするのも、家族や母猫のように「安心できる存在」と認めているサインです。特に猫の方から鼻を寄せてきたときは「大好きだよ」「一緒にいて安心」という愛情表現なのです。
4.社会的な絆を確認している
猫は本来、単独性の強い動物ですが、十分な食べ物がある環境では、親子や兄弟など血縁関係がなくても気が合う猫同士で小規模な社会グループを作ることがわかっています。そして、猫は鼻チューをする相手としない相手を区別することでグループの境界線を明確にしているのです。
猫が飼い主に鼻チューをしてくるのは、まさに「自分のグループの一員」として認めている証拠で、この行動自体が、仲間であることを確認し、その関係を保とうとする意思表示になっています。
ただし、猫の気分や体調によっては、いつもは鼻チューしてくれるのにフンッと無視されることもあります。鼻チューは「前回と同じ関係性を継続しているか」を確かめ合う行動なので、毎回するとは限りません。特に嫌われたわけではないので心配無用です。

