母に決別を告げる
私1人で考えていたら、母に対して何が悪かったかもわからないのに、必死に謝り、機嫌を取る返信をしていたかもしれません。でも、今の私は違います。 夫の助言で気持ちを切り替えた私は、震える指先で、けれど一文字ずつ、はっきりと自分の気持ちを打ち込みました。
「お母さん。里帰り中は、お世話になりました。 もし私が何か悪いことをしてしまったのなら、ごめんなさい。 でも、今の私にとって一番大切なのは、蓮を守ること。今の状態のお母さんとは会えないし、蓮を見てもらうのも無理だと思います。しばらく距離を取りましょう。これまで本当にありがとう」
送信ボタンを押した瞬間、心の中の重い石が、少しだけ軽くなったような気がしました。
直後、母から着信がありましたが、私は電話に出ませんでした。母が自分自身の問題に気づいてくれるまで、会うつもりはありません。
あとがき:絶縁は「逃げ」ではなく「自立」
母からの「育て損ねた」という刃のような言葉。それをまともに受け止めず、スマホを伏せた茜さんの勇気に拍手を送りたくなります。親への罪悪感は、優しい子どもほど強く抱いてしまうもの。しかし、夫が言うように、母の問題は母自身が解決すべき課題なのです。
過去の楽しかった思い出を大切にしつつも、今の自分と子を守るために「さようなら」を選ぶ。それは親不孝ではなく、一人の女性としての自立の宣言でした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

