皆さんの職場の定着率はどのくらいですか。会社では定着率を上げるために、福利厚生面や業務改善など様々な工夫を凝らしていますよね。今回は筆者の友人K子が体験した、新入社員がなぜか定着しない職場の原因にゾッとしたエピソードをお届けします。
同世代が少ない職場
K子は20代後半で、物流関係の会社の支店で事務職として働いています。支社が多い会社のため、隣県で定期的に研修や交流会があり、他支店の社員と顔を合わせる機会も少なくありません。K子の支店には同世代がほとんどおらず、10歳以上年上の社員に囲まれて働く日々。大きな不満はないものの、世代間のギャップからか、時折コミュニケーションに難しさを感じていました。
そんな中、隣県合同の研修会で、別支店のY子と出会います。Y子はK子より2歳下で、同じ世代ということもあり、すぐに意気投合。研修後に連絡先を交換し、ほぼ毎日たわいもないやり取りをする仲になりました。仕事の愚痴や将来の話をする中で、K子にとってY子は貴重な存在になっていきました。
同世代社員からのSOS
しかしある日、「実は、会社を辞めたいと思ってる」とY子から重たいメッセージが届きました。理由を聞くと、原因は40代のE美という女性社員でした。E美は仕事ができ、他支店からの評価も高く、“デキる人”として有名な存在。K子にも優しく接してくれていたため、話の内容を最初は信じられませんでした。
入社当初は優しく接してくれていたそうなのですが、ある時を境に態度が一変。無視、業務の押し付け、陰での悪口など、陰湿な行動が続くようになりました。さらに話を聞くと、E美が原因で辞めた若手社員は10人以上いるとのこと。しかも皆、「最初は可愛がられ、その後急に冷たくなる」という共通点がありました。
K子はその話を聞き、Y子の支店で起こっていることが、もしかすると他支店でも行われているから、うちの会社に若手が定着しないのではないかと頭をよぎりました。

