赤ちゃんの名付けではかつて「キラキラネーム」と呼ばれる、難読漢字や珍しいよみ方が特徴の名前が社会現象になりました。しかし令和の現在では、古風で日本的な風情のある名前「古風レトロネーム」が人気となっています。
今回は、2025年12月生まれの女の子3,502名の名前をもとに、今人気の「古風レトロネーム」を紹介します。
1位 柚葉(主なよみ:ゆずは)※同率
2025年12月の古風レトロネーム首位に輝いたのは「柚葉」。年間ランキングでは2024年27位から2025年17位へと順位を上げました。また、12月の月間ランキングでも2位に入りました。
古風で日本的な印象のある漢字「葉」を止め字に用いた「葉止めネーム」の代表格。
「柚」は香り高い果実として親しまれ、冬至に「ゆず湯」に浸かる風習があることから、冬の季節感と深く結びつく漢字です。「葉」と組み合わせることで、自然の中で健やかに育つイメージが加わります。
寒さが本格化する12月に、「あたたかさ」や「健やかさ」を感じさせる名前として選ばれ、「自然とともに、のびやかに成長してほしい」という願いが込められているようです。
1位 紬(主なよみ:つむぎ)※同率
同率1位にランクインしたのは「紬」。年間ランキングでは2024年4位、2025年11位と、近年の古風レトロネームを代表する存在です。12月の月間ランキングでも2位に入りました。
「紬」は糸を紡いで織られる日本の伝統的な布を指す漢字。丁寧さや積み重ねを感じさせ、静かな強さを持つ名前です。一年の締めくくりとなる12月は、「これまでを大切にし、これからを紡いでいく」という意味合いとも重なり、「一歩一歩、着実に人生を歩んでほしい」という親御さんたちの想いが感じられます。

