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短気な人ほど「脳卒中」のリスク増…怒りが血管を傷つける3つの理由とは 専門医が説く脳を守る“心の整え方”

短気な人ほど「脳卒中」のリスク増…怒りが血管を傷つける3つの理由とは 専門医が説く脳を守る“心の整え方”


短気な人が脳卒中になりやすい理由とは?(画像はイメージ)

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 がんや心疾患などとともに日本人の死因として多いのが「脳卒中」です。冬は暖かい場所から寒い場所への移動などで血圧が急激に変わりやすく、脳卒中になりやすい季節といわれており、注意が必要です。

 ところで、ネット上では「短気な人は脳卒中になりやすい」という内容の情報があります。「SOグレイスクリニック」(東京都品川区)院長で脳神経外科専門医、医学博士の近藤惣一郎さんによると、実際に短気な人は、そうでない人に比べて脳卒中(脳梗塞や脳出血)にかかりやすいという研究結果が出ているといいます。

 なぜ「怒り」が脳卒中の引き金になるのか、その医学的なメカニズムや、怒りを上手にコントロールする方法(アンガーマネジメント)などについて、近藤さんが解説します。

ストレスホルモンが動脈硬化を早める

 怒りの感情は、脳や血管に強烈な負担をかけます。短気な人が脳卒中になりやすい原因として、次の3点が挙げられます。

(1)血圧の急激な乱高下
怒ると、脳から「アドレナリン」や「ノルアドレナリン」といった興奮物質が一気に放出されます。これらは血管をギュッと収縮させ、心拍数を上げ、血圧を急上昇させます。

血管がもろくなっている場合、この急激な圧力で血管が破れたり(脳出血)、血栓が飛んで詰まったり(脳梗塞)する「直接的な引き金」になり得ます。

INTERSTROKE研究という世界的な研究では、激しい怒りを感じた直後、具体的には怒りを感じてから1時間以内は、脳卒中の発症リスクが約37%増加すると報告されています。

(2)血管の内側が傷つく(慢性的なダメージ)
短気な人は日常的にイライラしている時間が長いため、常にコルチゾールなどのストレスホルモンの分泌量が多い状態にあります。

ストレスホルモンは、血管の内側の壁を覆う内皮細胞を傷つけ、血管を硬く狭くする「動脈硬化」を早めます。これが積み重なると、脳卒中の土台ができてしまいます。

(3)血液が固まりやすくなる
強いストレスや怒りは、血小板などの血液を凝固させる成分を活性化させ、血栓(血の塊)を作りやすくします。これが脳に移動すると脳梗塞になります。

「タイプA」の性格は要注意

 心臓病や脳卒中になりやすい性格として、医学的に「タイプA行動パターン」と呼ばれるものがあります。次の特徴に当てはまる場合、心臓病や脳卒中の発症リスクが高いといわれています。

・攻撃的で、敵意を持ちやすい
・せっかちで、時間に追われている
・競争心が強く、負けず嫌い

 これらに該当する人は、無意識のうちに交感神経(興奮の神経)が張り詰め続けているため、休息時も血管が休まらず、発症リスクが高まります。

配信元: オトナンサー

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