〈外食チェーンは「肉」と「満腹感」で勝負〉
外食チェーンでは、特に肉系メニューを軸にした増量キャンペーンが目立つ。
■松屋「肉最大50%増量フェア」
松屋では2月10日10時から1週間限定で、「カルビ焼肉定食」「プルコギ定食」「キムカル丼」の3商品を対象に、肉量を通常の1.3~1.5倍に増量するフェアを実施する。
松屋「カルビ焼肉増量フェア」
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■ペッパーランチの肉増量企画
ペッパーランチでは、毎月29日の「肉の日」に加え、29日がない2月は「9」の付く日を肉の日として特別開催。2月9日・19日・3月1日の3日間、「ビーフペッパーライス」と「ワイルドジューシーステーキ」を対象に、肉を29%増量する。
■焼肉の和民「29%増量&生ビール29円」
焼肉の和民では、看板商品の「ワタミカルビ」などを29%増量する一方、「サントリー生」を税込29円で提供。2月9~11日の3日間限定で、肉とアルコールを組み合わせたインパクト重視の施策を展開している。
■丸亀製麺「うどーなつ」増量
丸亀製麺では、2月9日から1週間限定で「丸亀うどーなつ」を増量。通常5個入りの商品を8個入りで提供する。さらに、バレンタイン施策として3月2日までの期間中、購入者には「ベリーベリーディップソース」を無料で配布する。
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〈2月販促は「割引」から「増量」へ〉
2月は消費が落ち込みやすい時期だが、増量戦略は単なる値下げとは異なり、消費者の体験価値そのものを高める施策といえる。原材料高が続く中でも、価格を維持しながら満足感を伝える手法として、量やサービスの訴求は今後も重要性を増しそうだ。
SNSや口コミでの拡散を意識したビジュアル訴求も強く、「量を実感できる体験」や「写真映え」は購買行動に少なからず影響を与えている。
物価高が続くなか、同じ価格でより満足できる体験は消費者にとって魅力的だ。2月は今後、単なる閑散期ではなく、企業の販促戦略の巧拙がより色濃く表れる月になっていきそうだ。

