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口内炎が治らないのは「口腔粘膜の褥瘡性潰瘍」かも? 痛みの原因と対策を歯科医師が解説

口内炎が治らないのは「口腔粘膜の褥瘡性潰瘍」かも? 痛みの原因と対策を歯科医師が解説

口腔粘膜の褥瘡性潰瘍の治療

褥瘡性潰瘍の治療は、原因となっている刺激を取り除き、痛みを和らげながら治癒を促すことが基本です。

原因の除去

入れ歯が原因の場合は、入れ歯の調整や修理をします。入れ歯のどの部分が潰瘍を起こしているかを調べ、その部分を削って滑らかにしたり、合わない部分を直したりします。

とがった歯や欠けた詰め物、かぶせ物が原因の場合も同じように加工し、口の粘膜への刺激を減らします。

薬物療法

痛みを和らげるために、痛み止めの軟こうやジェル、炎症を抑える薬が使われる場合があります。ジェルの中でも、ヒアルロン酸を含むジェルは治りを早め、痛みを減らす効果があると言われています。

また、症状がひどい場合や感染がある場合は、抗生物質が処方されることもあります。口の中を清潔に保つために、殺菌作用のある洗口液の使用も推奨されています。

口腔粘膜の褥瘡性潰瘍になりやすい人・予防の方法

新しい入れ歯に変えたばかりの人は潰瘍ができやすくなります。とくに高齢者は口の粘膜が薄く弱くなっているため、軽い刺激でも潰瘍が生じるリスクが高いです。

また、利尿薬を含む血圧の薬を使用している方や糖尿病などの持病がある方、タバコを吸う人、辛い食べ物をよく食べる人も口の粘膜が刺激を受けやすく、潰瘍のリスクが高まります。

予防のために、入れ歯は年に一度でも医師にチェックしてもらい、合わないと感じたらすぐに相談しましょう。口の中も清潔に保ち、水分をこまめに摂って乾燥を防ぎます。辛い食べ物や熱い飲み物は控えめにし、タバコも吸わないことが望ましいです。

定期的な歯科検診を受け、口の中に違和感や痛みを感じたら早めに相談し、潰瘍の早期発見・早期治療につなげましょう。


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参考文献

日本口腔科学会『「きずやできもの」ができた』

J-stage「口腔粘膜の褥瘡性潰瘍に関する研究」

Science Direct「Factors affecting the healing of decubital lesions in patients wearing newly made dentures」

配信元: Medical DOC

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