脳トレ四択クイズ | Merkystyle
【元刑事が警告】バレンタインは「ロマンス詐欺」増…真面目な人ほど被害 加害者が口にする4つの“要注意ワード”

【元刑事が警告】バレンタインは「ロマンス詐欺」増…真面目な人ほど被害 加害者が口にする4つの“要注意ワード”


バレンタインの時期はロマンス詐欺に注意(画像はイメージ)

【画像で見る】「えっ…」 これがロマンス詐欺の加害者がよく口にする4つの“要注意ワード”です!

 例年、バレンタインデーを前に、警察当局や捜査機関が注意喚起を行う動きは、日本だけでなく国際的にも恒例となっています。国内では、警視庁や各地の警察本部が、この時期に合わせて詐欺被害防止のキャンペーンや広報活動を展開しています。一方、海外に目を向けると、米国ではFBI(連邦捜査局)が公式に「バレンタインデー前後にロマンス詐欺が増加する」と警告を発しています。FBIのインターネット犯罪苦情センター(IC3)によると、恋愛感情を装った詐欺は、毎年数十億ドル規模の被害を生み出しており、特にオンライン上で関係を築くケースが目立つとされています。

 こうした注意喚起が、国や文化を越えて繰り返されるのは、ロマンス詐欺が偶発的な犯罪ではなく、時期や人の心理を計算に入れて仕掛けられる犯罪だからです。そこで、こうしたロマンス詐欺の構造や、「なぜ普通の大人が巻き込まれてしまうのか」について、元警視庁刑事として詐欺事件の現場を見てきた立場から解説します。

「ロマンス詐欺」の被害額は月50億円超

 2月と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、バレンタインデーではないでしょうか。恋愛をテーマにした広告やキャンペーン、SNS上の投稿が増え、人と人との関係や感情について語ることが、普段よりも自然に受け入れられる季節です。チョコレートや贈り物、特別なメッセージ。こうした文化は本来、誰かを思う気持ちを形にするためのものです。しかし、その「ロマンスが前面に出る空気」は、犯罪者にとっても利用価値の高い環境を生み出します。

 警察庁が公表しているデータを見ていくと、SNSを通じたロマンス詐欺は、まさにこの2月という時期を一つの起点として、被害が拡大していく構造を持っていることが分かります。2025年11月時点(暫定値)で、SNS型投資詐欺、SNS型ロマンス詐欺を合わせた認知件数は1460件、被害額は179億8000万円に上っています。前年同月比で見ると、認知件数は約1.9倍、被害額は約2.2倍に増加しています。

 注目すべきなのは、件数よりも被害額の伸びが大きい点です。これは、単に被害者が増えているだけでなく、1件当たりの被害が高額化していることを意味します。内訳を見ると、SNS型ロマンス詐欺だけでも、2025年11月は486件、被害額は53億9000万円に達しています。月間で50億円を超える被害が発生している犯罪は、もはや例外的なものではありません。

ロマンス詐欺は「恋愛トラブル」ではない

 ロマンス詐欺という言葉から、多くの人は「恋愛感情を利用した悪質な行為」という印象を持つかもしれません。しかし、警察庁が示している定義をそのまま読めば、この犯罪の性質はまったく違う姿を見せます。

 SNSなどを通じて、対面することなく連絡を重ねて関係を深めて信用させ、恋愛感情や親近感を抱かせて金銭などをだまし取るという手口で重視されているのは、恋愛という感情そのものではなく、「交信」「関係構築」「信用形成」というプロセスです。犯人側に恋愛感情は存在しません。そこにあるのは、役割分担された台本と、どの段階でどのような言葉を使えば相手が信頼を深めるかという、極めて実務的な設計です。

 ロマンス詐欺とは、恋愛を装った犯罪ではありますが、実態は、感情を操作し、金銭を引き出すことを目的とした組織的な詐欺スキームです。

配信元: オトナンサー

提供元

オトナンサー

「オトナンサー」は「ライフ」「漫画」「エンタメ」の3カテゴリーで、暮らしに話題と気づきをお届けするウェブメディアです。Yahoo!ニュース配信中!