これは、私が社会人になってからお付き合いしていたAという男性とのお話です。ある日、外出先で彼のスマホに着信がありました。慌てて電話に出た彼は、会話の中で「ある不思議な言葉」を口にしたのです。その言葉を聞き、「もしかして浮気?」と思ってしまった私は……。
落ち着いた彼に安心感を抱いて
社会人になり付き合い始めたAは、落ち着いていて常識的な印象だったことを今でも覚えています。金銭感覚や価値観にも私と大きなズレはなく、交際に不安を感じることはまったくありませんでした。
実家の話題になれば、彼は決まってご両親を大切にしているエピソードをやさしく語ってくれました。その家族思いな一面に触れるたび、「この人となら、きっと温かい未来を築いていける」と、彼への信頼をいっそう深めていったのです。
「みゃんみゃん」という謎の言葉
ある日、外出先でAのスマホに着信が。慌てて電話に出た彼は、こう口にしたのです。
「あ、みゃんみゃんどうしたの?」と。
その後、「ハッ……!」という表情をしたA。「みゃんみゃん? 女性だよね? まさか、浮気してる?」なんて考えながら通話が終わるのを待ち、電話を切った瞬間に問い詰めると……。
なんと電話の相手は彼のお母さんだったのです。
Aは気まずそうにしながら、「実は家で母さんのことをそう呼んでるんだ。母さん、猫が好きで、みゃーみゃー鳴く猫がかわいいから『私のこともそう呼んで』って言われてて……」と説明してくれました。

