編集後記
「知らないものは求められない」――池崎さんのこの言葉は、患者が置かれた状況を端的に表しています。15歳で難病と診断され、パンフレットを渡されても何を相談すればよいかわからないまま5年が過ぎたという経験は、多くの患者に共通するものではないでしょうか。
中山さんが指摘したように、ヘルスリテラシーは単なる「読み書き能力」ではなく、情報を活用して意思決定する力です。そして国際的に、これは「人権」として認識されつつあります。選択肢を知り、自分の価値観に照らして選ぶことができる――その環境を社会全体で整えていく必要を感じました。
(本記事はEFPIA Patient Forum 2025での議論をもとに編集部が構成しました)
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