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「網膜剝離は見た目」でわかるの?受診すべきタイミングも解説!【医師監修】

「網膜剝離は見た目」でわかるの?受診すべきタイミングも解説!【医師監修】

網膜剥離の初期症状

網膜剥離の初期症状

網膜剥離を疑うべき初期症状を教えてください

網膜剥離では初期段階からいくつかの典型的な症状が現れることがあります。次のような症状が急に出現あるいは増悪した場合は要注意です。

視界の中に小さな黒い点や糸くずのような影が飛んで見える(飛蚊症)

視野の片隅にチカチカとした閃光が走る(光視症)

見えている範囲の一部に黒い影がかかったように暗く見えない部分が生じる(視野欠損)

物がゆがんで見える(歪視症)

視力が下がる(視力低下)

こうした初期症状は網膜が剥がれ始めたサインであり、痛みは伴いませんが見え方に異常を感じていることがあります。特に、飛蚊症や光視症は網膜剥離の重要な前兆症状として知られており、急にこれらの症状が現れた場合は放置せず速やかに眼科で検査を受けましょう。

「光が走る」「黒い影が見える」などは網膜剥離のサインですか?

はい、視界に光が走ったり(光視症)、黒い影が見えたりする症状(飛蚊症)は、網膜剥離やその手前の網膜裂孔の典型的なサインです。網膜が物理的に引っ張られたり裂けたりすることで光を感じる細胞が刺激され、実際には存在しない光が見えたり、硝子体出血や剥がれた網膜の影響で視界に黒い影が現れたりします。こうした症状がある場合、網膜に穴が開いていて剥離が始まっている可能性が高いため要注意です。ただし、必ずしも全員に前兆症状が出るわけではなく、自覚症状がないまま進行することもあります。それでも飛蚊症や光視症を自覚したら網膜剥離を疑い、早めに眼科医の診察を受けることが大切です。

網膜剥離の治療方法

網膜剥離の治療方法

網膜剥離の治療方法を教えてください

網膜剥離の治療は進行度合いによって大きく二つに分かれます。まず、網膜に小さな裂孔があるものの剥離が起きていない初期段階であれば、レーザー光凝固術によって穴の周囲を焼き付け、網膜がそれ以上剥がれないように固着させる治療を行います。この治療は入院の必要もなく、短時間で済む処置です。

一方、すでに網膜剥離が起こっている場合やレーザー治療で防ぎきれなかった場合は、手術による網膜をもとの位置に戻す治療が必要です。手術には大きく分けて強膜内陥術(バックリング手術)と硝子体手術の2種類があります。

これら2つの術式は網膜剥離の状態に応じて選択されます。いずれの場合も、網膜剥離は適切な治療を受ければ多くがもとどおり網膜を接着でき、失明を防ぐことが可能です。

網膜剥離で手術が必要になるのはどのような状態ですか?

網膜剥離の手術適応となるのは、原則として網膜が剥がれてしまっている場合です。網膜に小さな穴が開いただけで剥離が起きていない網膜裂孔の段階であればレーザー治療で対処できることがありますが、網膜が少しでも剥離してしまったら手術による復位が必要です。特に、視力を出すために重要な部分(黄斑部)が剥離に巻き込まれる前に手術を行うことが視力予後の面で重要です。

治療まで時間がかかると視力に影響がありますか?

はい、網膜剥離は治療の遅れが視力の予後に大きく影響します。網膜が剥がれた状態が長引くほど、光を感じる視細胞のダメージが蓄積していきます。特に、黄斑部が剥離したまま長時間経過すると、その部分の視細胞は次第に壊れていき、後から網膜をもとに戻しても視力が回復しなくなってしまいます。そのため、網膜剥離は一刻も早く治療することが大切であり、症状に気付いた時点で速やかに眼科医に相談するべきです。

配信元: Medical DOC

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