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「急性骨髄性白血病の予後」を左右する”5つの要因”とは?治療法も医師が解説!

「急性骨髄性白血病の予後」を左右する”5つの要因”とは?治療法も医師が解説!

急性骨髄性白血病の診断・検査方法

急性骨髄性白血病の診断をするために必要な検査方法について解説します。検査によって何を見ているのか、どこに着目しているのか、理解すれば検査も安心して受けられるでしょう。

血液検査

血液を採取し、血液中の赤血球・白血球・血小板の数や、各成分のバランスを確認します。赤血球の数や血小板の数は減少していないか、白血球数は増えていないか、正常な血液中には見られない白血病細胞(未完成の血液細胞)がないかを検査します。
これらの内容に異常があった場合、詳しく調べるために、骨髄検査を行います。

骨髄検査

骨髄穿刺または骨髄生検ともいい、腰または胸の骨に太い針を刺し、骨髄液を採取する検査です。骨髄液のなかに白血病細胞が存在しているか、血液細胞の密度や形状に異常はないかなどを顕微鏡を使って検査します。
近年では遺伝子を調べることで白血病の型まで特定できるようになりました。ただ遺伝子検査は高額なため、一般的には顕微鏡での検査が主流です。顕微鏡検査で白血病細胞の存在が20%以上認められた場合、急性白血病と診断されます。

画像診断

進行具合によっては、画像診断が行われることもあります。画像診断は主に、急性骨髄性白血病の診断をするというよりも、白血病の浸潤を確認するために使われることがほとんどです。
診断までに時間がかかった場合、脾臓・肝臓・リンパ節などの腫れが見られる臓器浸潤が考えられます。脳髄膜への浸潤も考慮に入れて、画像診断を行うケースがあります。

急性骨髄性白血病の治療法

急性骨髄性白血病の主な治療法を解説します。治療の方法や時期によっても予後に違いが出るため、治療の目的や内容を把握しておくことが大切です。

化学療法

化学療法は別名薬物療法とも呼ばれ、シタラビンやイダルビシンなどの抗がん剤を使用して、完全寛解を目指します。現在の化学療法では、患者さんが若いほど寛解率は高く70〜80%です。
それに対して高齢者の化学療法の完全寛解率は低いのが現状で、これは化学療法が強力なため、高齢者の身体では耐えられないためだと考えられています。
75歳以上の患者さんの場合には、副作用が出る化学療法は行わないことが多く、QOLを優先する治療法をとります。

造血幹細胞移植

造血幹細胞とは血液細胞(赤血球・白血球・血小板)のもとになる細胞のことです。この細胞が骨髄中で細胞分裂を繰り返して増えていきます。
血液細胞の一部ががん化することで白血病が発症するため、元となる造血幹細胞を移植して白血病の治癒を目指すのが造血幹細胞移植です。
造血幹細胞移植には、自家造血幹細胞移植と同種造血幹細胞移植の2種類があります。
自家造血幹細胞移植は、あらかじめ採取しておいた自分の造血幹細胞を凍結保存します。凍結保存した造血幹細胞に大量化学療法によって処置を施し、解凍して身体に移植する治療法です。
同種造血幹細胞移植は、主に放射線治療や化学療法の後に、白血球の型が適合したドナーから造血幹細胞の提供を受けて移植します。放射線治療や化学療法の効果が高い種類の白血病に、再発や完治を目的として行われる治療法です。

配信元: Medical DOC

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