「首がズキズキする」症状についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「首がズキズキする」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
首がズキズキする原因はなんでしょうか
伊藤 陽子(医師)
首がズキズキと痛む原因はさまざまです。筋緊張性頭痛や寝違え、むち打ち、頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、リンパ節炎、椎骨動脈解離などの病気が考えられます。
首がズキズキするときは何科に受診した方が良いでしょうか
伊藤 陽子(医師)
首の痛みの場合には、多くは整形外科の病気である可能性が高いです。しかし、リンパ節の炎症や腫れを伴う痛みであれば耳鼻科、首の痛みとともにめまいやろれつ障害、意識障害などを伴うのであれば脳神経外科や救急外来を受診しましょう。
くも膜下出血が起きたら首がズキズキするのでしょうか
伊藤 陽子(医師)
クモ膜下出血の症状の特徴は、突然に起こる激しい頭痛や吐き気、嘔吐、意識障害です。この時の頭痛は首の後ろなどの痛みとして感じられる場合もあります。すべてのクモ膜下出血で首が痛くなるわけではありませんが、激しい痛みで吐き気や意識障害を伴う場合にはクモ膜下出血も鑑別疾患として考える必要があります
首の付け根・後頭部がズキズキ痛みます。痛み止めに頭痛薬を飲んでも大丈夫ですか?
伊藤 陽子(医師)
首の付け根や後頚部が痛む場合、軽い痛みであれば頭痛薬を内服しても良いでしょう。しかし、痛み以外に吐き気や発熱、ろれつ障害、しびれ、意識障害などを伴う場合には早急に救急外来などの受診を検討しましょう。
また、症状は軽くとも長く痛みが続き、痛み止めを何度も飲む必要がある場合にも整形外科などを受診して相談しましょう。
まとめ 首がズキズキするときは吐き気、意識障害がある場合には要注意
首が痛む場合、さまざまな病気が考えられます。多くは姿勢などに伴う筋肉の緊張やコリに伴う病気であることも多いです。また、頚椎症や頚椎椎板ヘルニアなどの骨や椎間板の変性に伴うこともあります。
注意をしなければならない病気は、吐き気や意識障害を伴う椎骨動脈解離やクモ膜下出血です。吐き気や意識障害を伴う場合には至急救急外来を受診しましょう。

