血液検査のCRPとは?メディカルドック監修医が血液検査CRPの基準値・高くなる原因・低くなる原因・発見できる病気などを解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「血液検査のCRP」が高いとどうなる?原因や発見できる病気などを医師が徹底解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
木村 香菜(医師)
名古屋大学医学部卒業。初期臨床研修修了後、大学病院や、がんセンターなどで放射線科一般・治療分野で勤務。その後、行政機関で、感染症対策等主査としても勤務。その際には、新型コロナウイルス感染症にも対応。現在は、主に健診クリニックで、人間ドックや健康診断の診察や説明、生活習慣指導を担当している。また放射線治療医として、がん治療にも携わっている。放射線治療専門医、日本医師会認定産業医。
血液検査のCRPとは?
CRPとは、C反応性蛋白のことを指します。肺炎球菌という細菌の細胞壁のC多糖体と反応するタンパク質であることから、こうした名前がつけられました。
血液中のCRPの濃度は、細菌やウイルスの感染や、肥満や生活習慣などの影響による慢性炎症によって高い値を示します。そのため、こうした病気を捉えるマーカーとして、血液検査で調べられることがあります。
今回の記事では、CRPの正常値や、そしてどのような場合に高い値などの異常値を示すのかについて解説します。
血液検査CRPの値が高いとどうなる?
体の中のCRPが高い場合、体の中で何らかの炎症が発生していることが疑われます。
一般的な症状としては、以下のようなものが挙げられます。
発熱
倦怠感(体がだるい)
関節痛・筋肉痛
炎症が起こっている部位の腫れや痛み
食欲不振
CRPが急激に上昇した場合には、細菌感染や自己免疫疾患の可能性があります。
また、健康診断で指摘を受けた場合には、医療機関での精密検査や治療が必要です。

