飼い主のにおいを嗅ぐ時間が短いのはなぜ?
飼い主よりも見知らぬ人のにおいを長く嗅ぐという研究結果を聞くと「猫は飼い主には興味がないの?」と少し寂しく感じてしまうかもしれません。
しかし、実は猫が飼い主を警戒する必要を感じていない、つまりそれだけ信頼している証と捉えることもできます。
例外として考えられるのは、飼い主のにおいに何らかの変化が起こったときではないでしょうか。
筆者の愛猫も、お風呂上がりや外出後は念入りなチェックが入りがちです。
一方で、猫は飼い主の布団に潜り込んだり、服の上でくつろいだりすることもあります。
これは、そのにおいが既に安心できるものだと分かっているからこそ取る行動だと考えられるでしょう。
まとめ
東京農業大学による研究から、猫は、飼い主より見知らぬ人のにおいを長く嗅ぐ傾向があることが分かりました。
猫は、馴染みのあるにおいと未知のにおいを嗅ぎ分けており、その際には左右の鼻孔を使い分けるといった特徴的な行動も確認されています。
一方で、この研究では、特定の人物(飼い主)を正確に識別しているかどうかという点は、まだ明らかになっていません。
それでも、飼い主のにおいを短時間で済ませる行動は、警戒の必要がない存在として受け入れているからこそ現れるものと考えられます。
今後さらに研究が進むことで、猫が飼い主をどう感じているのかが、より具体的に分かってくるのかもしれません。

