1.切り傷などの外傷
猫の肉球に起こりかねないケガや病気として、まず挙げられるのは切り傷などの外傷です。猫の肉球は弾力があり丈夫そうに見えますが、実際にはデリケートな皮膚でできています。そのため、ちょっとしたことで切り傷や擦り傷を負うこともあります。
仮に室内であっても、割れたガラス片や尖った家具の角、爪とぎの破片などが原因になることがあります。外に出る猫であればなおさら危険がいっぱい。小石や金属片、アスファルトの熱などもリスクになります。
肉球をケガすると出血するだけでなく、痛みから足をかばうような歩き方になったり、しきりに舐め続けたりする様子が見られることも。小さな傷でも細菌が入り込むと化膿する恐れがあるため、早めに動物病院で診てもらうことが大切です。
2.火傷
続いて挙げられるのは、火傷です。猫の肉球の火傷は、意外と起こりやすいトラブルのひとつ。冬場はストーブやホットカーペット、こたつの熱で低温火傷を起こすことがあり、夏場は直射日光で熱くなったベランダや道路を歩くことで火傷につながる場合があります。
火傷をすると肉球が赤く腫れたり、水ぶくれができたりして、強い痛みから歩くのを嫌がります。
猫は痛みを隠す動物なので、普段より動きが少ない、足を触られるのを嫌がるといった変化があれば注意が必要です。
火傷は悪化すると皮膚がただれ、感染症を起こすこともあるため、自己判断で放置せず早めに受診しましょう。

