5.いつも感じる視線
どの子にも共通していたのは、いつでも少し離れた場所からこちらを見ている視線です。それぞれのメインエリアのお気に入りの場所から、それぞれがお互いや筆者を観察していました。気付くと寄せられている猫たちの視線にも、健気さを感じました。
そして何より、いつもと違う行動パターンや雰囲気を察知すると、それとなく近寄ってきてこちらの様子を伺いながら寄り添ってくれる姿が、健気であると同時に、こちらのネガティブな気持ちを和ませてくれました。
著名な動物行動学者によると、落ち込んだり悲しんだりしている飼い主に猫が寄り添うのは、「同情」や「慰め」という気持ちよりも、「何が起きているのだろう」といった好奇心が原因である可能性が高いということです。
しかしその好奇心も、常日頃の観察眼から察知してくれたものです。それだけ飼い主への関心や信頼があるという証だと考えると、その健気さに感謝したくなるのではないでしょうか。
まとめ
猫との暮らしの中で、飼い主さんが愛猫に対して「健気だなあ」と感じる瞬間を、筆者の経験も含めてご紹介しました。玄関での出迎え、ドア前での出待ち、常に飼い主を気にしている様子や、多頭飼育の場合のテリトリーの使い分けや個性豊かなアピールなど、どの飼い主さんにも経験のある愛猫の健気な姿ではないでしょうか。
今回ご紹介した他にも、飼い主さんが朝寝坊をすると「ご飯の時間だよ!」と必死に起こそうとするなど、猫たちは多くの健気な瞬間を見せてくれます。そんな健気な猫たちの愛情に、私たち飼い主も健気な態度で愛情を返していきたいですね。

