
気づけば今年も残すところ、あと僅か。4月に始まり走り抜けた鮎釣りシーズン…10月末に納竿したことが、もう遠い昔のように感じてしまう。今、私は年末に向け絶賛〝釣具の整理〟中!時折見つける遊漁券を眺めては、今シーズンの楽しかった思い出が蘇り手が止まってしまう。スマホを見れば、あれほど溢れていた鮎の投稿もすっかりなくなり寂しい限りである。ということで、年内のうちにもういっちょ鮎ネタを!2025年鮎総集編をお届けします!
解禁~梅雨時期~前半戦~
2025年のスタートは、日本一早い解禁を迎える埼玉県荒川にて。相変わらずの寒さに震えた釣行であったが、半年ぶりのあの鮎が掛かる感覚には歓喜せずにはいられなかった。今年の荒川鮎たちは、中々に気難しいものではあったが、これまた日本一早い鮎釣り大会となる秩父カップにおいて〝入賞〟という幸先の良いスタートとなった。
6月になると続々と解禁を迎える各地の鮎フィールド。この時期、私にとっては大会シーズンでもあり、近場の河川釣行が多くなる時期でもある。6月1日に解禁日を迎える山梨県葛野川では、さすが名川「桂川水系」といった安定の好釣果。鮎の体表には追星がクッキリ!〝マッキッキー〟の喧嘩っ早い鮎たちが出迎えてくれたのだ。関東圏の釣り人たちにとっての〝困った時の桂川水系〟は今シーズンも健在であった。
近隣の道志川や、箱根早川、相模川にも出向いたが、まだ初期ということもあり小ぶりな鮎たちが多かった印象だ。しかしどの河川も鮎は多く確認でき、盛期に向け期待が高まるものであった。とくに道志川では、小型ではあるもののその鮎の数に、心底驚いた次第である。
前半戦最後を締めくくったのは相模川での鮎釣り大会であった。4時間の予選に今年も悶絶…やっと釣った鮎は鯉に喰いつかれるという結果に(笑)。まだまだ私には高い壁であった!
あっという間の前半戦。気づけば2ヶ月が経ちシーズン3分の1が過ぎ去ったことに毎年焦ってしまうのであった。
7月から9月中旬~盛期~本格遠征スタート!
いよいよここからが私の本領発揮!遠征のスタートだ!長距離運転大好き!ましてやそれが鮎のためともなればなおさらだ!今年は何処へ行こうか?川の状況はどうだろうか?と、天気予報と〝これでもか〟とにらめっこする日々の始まりである(笑)。
今シーズンは神通川からいつもより早く好調の声が聞こえてきていたが、最初の遠征の地は富山県井田川へ。神通川に比べて混雑を避けられること、さらに数は劣るもののひと回り大きい鮎が狙えるのだ。そしてこれが大当たりだった。まだ釣り人も少なく、数、型ともに最高の状況であったのだ。「釣れるよ」という情報を聞いた後の釣行は、ひと足遅いことが多いものの、やはり自分の足で賭けに出てみるのも大事だな~と思う釣行となった。
ここから遠征が続き、岐阜県高原川にもいつもより早めに足を伸ばしてみたところ、これまた条件の良い日に当たり、鮎の桃源郷を拝むことができた!美しい大自然の中、仲間たちと共に楽しき時間が流れた。
夏休み前に訪れたのが群馬県神流川。ここでは〝時合い〟の凄さを実感した。夕マヅメの急な入れ掛かり!「諦めたらそこで試合終了ですよ」という、正にあの漫画の一言が思い浮かぶ釣行となった。
そして、待ちに待った夏休みである!福井県から滋賀県、四国へと釣り巡る「真夏の大冒険」の始まり。ちなみに、今シーズン釣行することは叶わなかったが、ちょうどこの頃、秋田県米代川を始め東北地方が絶好調!鮎大爆発中ということで、北を目指す釣り人が多かった。
さてさて、西に向かった私だが、鮎の聖地とも呼ばれる九頭龍川を訪れていた。久々の釣行となったが、五松橋周辺を探った。広い川に広い空!夏空の下、まさかの〝超浅瀬で入れ掛かり~〟!九頭龍はとにかく鮎だらけであり、フィールドのポテンシャルの高さを噛み締めることとなった。
九頭竜川から移動したのは、滋賀県の安曇川。数釣りに定評あるフィールドだが今年は違った!鮎がデカイのだ!数は出ないものの新たな安曇鮎の顔を見ることができた、発見の釣行となった。
お次は四国を目指したのだが、到着した先では雨の影響により増水の嵐!「どうしたものか…?」と困り果てた私たちに救いの手を伸ばしてくれたのは高知の仲間たちだった。川の案内からオトリの手配まで、至れり尽くせり。雨のお陰で初河川で思わぬ良型鮎との出会いもあった。まだまだ知らない川は沢山あるな!と私の冒険心を益々掻き立ててくれたのであった。
天気も回復し、本命の安田川へ。増水の影響は残っていたものの、その回復力の速さには驚かされた!気の合う仲間たちとゆるりと流れる「やすだじかん」の中、毎年の事ながら「鮎釣りって楽しな~」と再確認させてくれる時間を過ごした。今年は遡上も良く、鮎の数も豊富。しかも良型で引き抜群ときたもんだ!天然海産の鮎らしい素直な反応は文句なしの釣果となった。夏の終わりには友人の鮎釣り日本一も見届け、清々しい気持ちで私の夏休みは幕を閉じた。
いよいよ後半戦!残すところ2ヶ月。ゴールが見え始める。

