災害時に役立つ『猫のローリングストック』とは?
福島県出身の筆者は、学生時代に東日本大震災を経験しました。
当時は実家の猫と暮らしており、ペット用品の確保も想像以上に困難になることを身をもって知りました。
災害から数日後に再開したスーパーでは人がごった返しており、いつもは当たり前に手に入っていた食べ慣れたフードも、棚から消えていたのです。
そんな経験からも注目したいのは「ローリングストック」という考え方。
普段から使うフードや猫砂を多めにストックし、使った分だけ買い足していくという方法で、無理なく備蓄を続けることができます。
まずは1週間分を目安に備え、有事の際にも慌てることがないようにしましょう。
常に一定の備えがあることは、飼い主さんの心のゆとりにもつながります。
「最優先」に備えておきたいモノ
環境省の「人とペットの災害対策ガイドライン」では「動物の健康や命に関わるもの」が備えておきたいものの優先順位1位として示されています。
具体的には、7日以上のフードや水、療法食や薬などです。
普段はドライフードを主食にしている猫が多いかもしれませんが、ウェットフードは水分補給の助けにもなります。
主食以外のおやつも、猫の気持ちを落ち着かせるために役立つでしょう。
継続して服用している薬があるのなら、余裕をもって処方してもらい、常に少し多めに手元にある状態にしておくと安心です。
また、トイレの猫砂も、普段から買い置きしておきたいところ。
筆者は安売りのタイミングを活用し、常に2袋ほど多めにストックするよう心がけています。

