犬の「目ヤニ」絶対NGなお手入れ3選

1.乾いたティッシュで無理やり取る
目ヤニを見つけると、つい身近にあるティッシュでサッと拭き取ってあげたくなりますが、実はこれが一番やってはいけない行為です。乾いたティッシュの繊維は意外と硬く、デリケートな犬のまぶたや目の表面を傷つけてしまう恐れがあります。
また、乾いた状態でこすると、固まった目ヤニと一緒に周囲の毛まで引き抜いてしまい、犬に痛みを与えてしまいます。「目を触られるのは痛いことだ」と学習してしまうと、その後のお手入れを嫌がるようになるため、必ず湿らせたものを使うようにしましょう。
2.人間の目薬を勝手に使う
自分の目が充血したときに使う目薬が余っているからといって、それを犬に使うのは非常に危険です。人間用の目薬には、犬にとって刺激が強すぎる成分や、血管を無理やり収縮させる成分が含まれていることがあります。
良かれと思って使った結果、かえって炎症が悪化したり、最悪の場合は角膜に深刻なダメージを与えたりすることもあります。
犬の目の構造や病気の種類は人間とは異なります。自己判断で市販薬や置き薬を使わず、必ず獣医師に処方された犬専用の点眼薬を使用するように徹底してください。
3.指の爪でひっかいて取る
こびりついた目ヤニを、自分の爪でカリカリと引っ掛けて取ろうとするのも厳禁です。人間の爪の間には目に見えない細菌がたくさん潜んでおり、目元の小さな傷から菌が入り込んで炎症を引き起こす原因になります。
また、犬が急に動いたときに爪が直接目の中に刺さってしまうリスクもあり、非常に危険な行為です。一度傷がつくと、そこからさらに目ヤニが増えるという悪循環に陥ります。
素手で直接触るのではなく、清潔なケア用品を使って、衛生的に取り除いてあげるのが飼い主の責任です。
目ヤニが悪化する主な原因とは

目ヤニが出る理由は一つではありません。まずは、散歩中の砂埃や自分の毛が目に入るといった「物理的な刺激」が挙げられます。これらは生理的な反応で出るものですが、放置すると細菌が繁殖します。
次に、最近増えているのが花粉やハウスダスト、食べ物による「アレルギー」です。この場合、目ヤニだけでなく目の周りが赤くなることが多くあります。
そして最も注意したいのが「病気」です。結膜炎や角膜炎、あるいは涙の通り道が詰まる病気などが原因で、異常な量の目ヤニが出ることがあるため、原因の見極めが重要です。

