脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「後悔はしてない」出した決断は…肯定も否定もしない、"親友の覚悟"|友人同士の不倫を止めたい

「後悔はしてない」出した決断は…肯定も否定もしない、"親友の覚悟"|友人同士の不倫を止めたい

奈緒は、里奈と拓也に本気で向き合い、「筋を通して」と強く訴えた。2人は「軽率だった」と認め、きちんと考えることを約束する。

友人たちからの「呼び出し」

Ⓒママリ/画像の生成にAIを活用しています

あれから、しばらく連絡はなかった。里奈からも、拓也からも。静かすぎて、逆にこわかった。

──私が余計なことをしたせいで、全部、こわれたかもしれない。

そんな考えがよぎるたび、胸がおもくなった。

ある日、里奈からメッセージが届いた。

「奈緒、今度ご飯行ける?」

短い一文。絵文字もない。私は少しまよってから、「いいよ」とだけ返した。

当日、指定された店に入ると、そこにいたのは里奈と拓也だった。

おもい空気の中、どこか覚悟を決めたような静けさがあった。まず口を開いたのは、拓也だった。

「奈緒…この前はありがとう。俺たち、ちゃんと話したんだ」

すると、里奈が続けて話し出した。

「中途半端なまま続けるのはちがうって…だから──」

緊張が高まり、私はゴクリとつばを飲んだ。

「お互い、離婚してから向き合うことにした」

「順番だけは、まちがえない」

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言葉が、ゆっくりと落ちてくる。

私はすぐには反応できなかった。落ちてきた言葉を咀嚼(そしゃく)して、少しずつ飲み込む。そして、2人の表情を見ながら、ゆっくりと言葉を選んだ。

「……本気なんだね」

自分でもおどろくほど、静かな声だった。里奈はうなずく。

「逃げ道にしない。ちゃんと一人になってからにするって決めた」

続けて、拓也も言う。

「順番だけは、まちがえない」

その言葉に、私は少しだけ肩の力を抜いた。肯定も否定も、私にはできない。でも──

「分かった。ただ、子どもたちのことを最優先で考えてほしい。感情だけで突っ走らないで。大人として責任はちゃんと取って」

私の言葉に、2人は同時にうなずいた。2人の間に、以前のような高揚感はなかった。むしろ、おもたい覚悟。それがテーブル越しに伝わってきた。

配信元: ママリ

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