しいたけの保存方法や期間

冷蔵保存
生しいたけを冷蔵保存する際は、水分による傷みを防ぐことが大切です。購入後はパックから取り出し、キッチンペーパーで包んでから通気性のある袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。保存期間の目安は3〜5日程度です。
また、保存や調理前の水洗いは傷みやすくなる原因となり、香りやうま味の低下につながることがあります。汚れが気になる場合は、濡らさずにキッチンペーパーや乾いた布で軽く拭き取る程度にしましょう。
冷凍保存
冷凍保存は、長期間保存したい場合に適しています。石づきを落とし、使いやすい大きさに切ってから、表面の水分を軽く拭き取り、冷凍用保存袋に入れてそのまま冷凍します。下茹では不要です。
保存期間の目安は約1か月です。調理の際は解凍せず凍ったまま加熱すると、余分な水分(ドリップ)の流出を抑、うま味を活かしやすくなります。
保存方法 期間の目安 保存のポイント
冷蔵保存 3 〜 5日程度 ペーパーで包み、通気性のある袋に入れ野菜室へ。洗わない。
冷凍保存 約 1か月 石づきを落としカット。凍ったまま調理。下茹で不要。
「しいたけの栄養」についてよくある質問

ここまでしいたけについて紹介しました。ここでは「しいたけの栄養」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
しいたけにしかない栄養素はなんでしょうか?
池田 早苗
しいたけの特徴的な成分として知られているのがレンチナンです。レンチナンはβ-グルカンの一種ですが、その中でもしいたけ特有の構造をもつ多糖類である点が特徴です。β-グルカン自体は他のきのこ類にも含まれていますが、レンチナンという名称で知られる特有の成分はしいたけ由来のものです。人の消化酵素では分解されにくく、腸管を介してマクロファージなどの免疫に関わる細胞の働きに関与することが報告されています。なお、その作用に関する研究の多くは基礎研究や医療分野での検討によるものです。レンチナンは生しいたけ・干ししいたけのいずれにも含まれ、通常の調理加熱で大きく失われにくいため、日常の食事にも取り入れやすい成分といえます。
しいたけを毎日食べ続けるとどんな効果が得られますか?
池田 早苗
しいたけを日常的に取り入れることで、まず期待できるのは食物繊維による腸内環境のサポートです。特に不溶性食物繊維が便のかさを増やし、便通の改善に役立ちます。また、しいたけに含まれるビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、骨の健康維持にも関与します。さらに、低カロリーで食物繊維が豊富なことから、料理のかさ増しに活用しやすく、満足感を得やすい点も特徴です。なお、しいたけに含まれるエリタデニンには脂質代謝に関与する可能性が報告されていますが、主に基礎研究段階の知見であり、特定の効果を期待して大量に摂取するものではありません。健康維持のためには、しいたけだけに偏らず、他のきのこ類や多様な食品と組み合わせたバランスのよい食事を心がけることが大切です。
まとめ
しいたけは、食物繊維やビタミンD、ビタミンB群、カリウムなどを含む栄養価の高い食材です。腸内環境のサポートや骨の健康維持に関わる成分を含み、低カロリーでかさ増しにも活用しやすいことから、日常の食事に取り入れやすい点が特徴です。また、レンチナンなどしいたけ特有の成分も含まれており、健康維持の観点から注目されています。エリタデニンについても脂質代謝に関する研究報告がありますが、いずれの成分も特定の効果を期待して過剰に摂取するのではなく、バランスのよい食生活の中で取り入れることが大切です。栽培方法や加工の違いによって風味や食感が異なるため、煮物や炒め物、スープなどさまざまな料理に活用し、毎日の食事を楽しみながら健康管理に役立てましょう。
「しいたけ」と関連する病気
「しいたけ」と関連する病気は4個ほどあります。
各病気の詳細などはリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
皮膚科の病気
しいたけ皮膚炎
内科系の病気
しいたけアレルギー
高尿酸血症
痛風「しいたけ」と関連する症状
「しいたけ」と関連している、似ている症状は4個ほどあります。
各症状の原因などはリンクから詳細記事をご覧ください。
しいたけに関連する症状
腹痛お腹の張り
下痢
便秘参考文献
alic 野菜ブック しいたけ(独立行政法人農畜産業振興機構)
食品成分データベース(文部科学省)
しいたけ・干ししいたけの栄養素とうま味(出典先不明)
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