お酒の失敗で心を入れ替えたと思ったけど
そしてしばらくしたある日のこと。彼は「22時までに帰る」と言いながら、午前0時を過ぎて帰宅しました。
「おえっ……げふっ」
玄関を開けた瞬間、充満するアルコールと嘔吐の臭い。 恭司は泥酔し、洗面所とトイレを無残に汚しました。
「……掃除して。今すぐ、自分で」
私が冷たく言い放つと、流石にマズいと思ったのか、彼は千鳥足で掃除を始めました。
「悪かったよ……ちょっと盛り上がっちゃってさ」
翌朝、反省したような顔で洗濯物を干す彼を見て、私は「これで少しは懲りたかな」と淡い期待を抱いてしまったのです。でも、人の本質はそう簡単に変わりません。
また「飲んでくる」と言い出した今夜、外は暴風雨。 時計の針は、約束の22時を指そうとしていました―――。
あとがき:「優しさ」を「甘え」とはき違える罪
第2話では、夫婦の力関係と恭司の幼稚さを浮き彫りにしました。妻が歩み寄って提示した「妥協案」を、彼は自分への免罪符にしてしまいます。悪阻の辛さを理解しようとせず、自分の権利ばかりを主張する姿は、まさに現代のモラハラ。彼が変わることを期待してしまったなおの「後悔」がひしひしと伝わってきます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

