睡眠医療の大きな一歩。受診のハードルが下がるメリットとは
編集部
厚生労働省が発表した内容への受け止めを教えてください。
後平先生
今回の睡眠障害科の標ぼうは本邦における睡眠医療にとって大変大きな一歩になると考えます。睡眠障害は生活の質の低下のみならず生活習慣病や心血管疾患やうつ病などのリスクを高めます。また、生産性の低下など経済活動にも損害を与えることが明らかとなっています。睡眠障害科を標榜することでの患者さん側のメリットは、病院への受診のアクセスが向上することであると考えます。実際に睡眠に悩みを抱えていてもどこの病院を受診してよいかわからない方も多く、また受診のハードルが高いと感じていらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。そのような方達にとってはアクセスの敷居を下げ、受診しやすくなることが期待されます。
編集部まとめ
今回の発表により、医療機関が「睡眠障害」を診療科名として掲げられるようになることで、睡眠の悩みを抱える方が適切な医療機関を見つけやすくなることが期待されます。睡眠の問題は放置すると不安や悪循環を招くことがあります。まずは就寝・起床時刻を一定にする、寝る前のスマートフォンを控えるなど、できることから日々の生活に取り入れてみてください。

