3.渦巻きが美しい「クラシックタビー」
一見よくいる縞模様の猫でも、よく見ると大きな渦巻き模様を持つタイプがいます。これが「クラシックタビー」と呼ばれる柄です。
一般的な縞猫(マッカレルタビー)は細い線が並びます。一方でクラシックタビーは、大理石のような大胆な曲線が特徴です。横腹に丸い渦が現れる姿は、まるでラテアートの模様のようにも見えます。
この模様は劣性遺伝によって現れるため、出会える確率はやや低めです。落ち着いた印象と高級感を兼ね備えており、「同じキジトラだと思っていたら実は珍しい柄だった」と気づく飼い主も少なくありません。
4.まだらに色が混ざる「サビ猫・べっ甲」
黒と茶色が細かく混ざり合ったサビ柄も、非常に個性的な模様の代表です。英語ではトーティシェル(Tortoiseshell:べっ甲)と呼ばれます。
この柄の大きな特徴は、ほとんどがメス猫である点にあります。毛色を決める遺伝子が性別に関係しているため、オスで生まれる確率は極めて低いのです。
色がランダムに混ざるため、「同じサビ猫」は存在しません。
遠目では暗く見えても、光に当たると赤や金色に似た色が浮かび上がることもあります。控えめな美しさを持つ芸術作品のような存在といえるでしょう。

