夫の言葉に救われ…別居を決意
その日以来、私は義母と目を合わせることも、会話をすることもできなくなりました。
顔を見るだけで、心臓がバクバクと波打ち、動悸がするのです。
「春子さん…最近、元気ないわね。私、何かわるいことしたかしら。これ、元気が出るようにって買ってきた、栄養ドリンクよ」
差し出されたビンすら、私にとっては「また物を増やされた」という攻撃にしか感じられませんでした。
「……いえ、別に…放っておいてください」
そんな冷え切った空気が家中に充満し、会話が消えて数週間がたったある夜。
仕事から帰った敦朗が、くらいリビングで一人、座っている私に、思いがけない言葉をかけました。
「春子……最近、全然、笑わなくなったな。新を見る時でさえ、どこかとおくを見てるみたいだ」
私は何も言えずにうなだれました。
「……そんなにつらいなら、実家を出よう。母さんのことは俺がなんとか言う。このままじゃ、君がこわれてしまう」
その言葉に、私は声を上げて泣き崩れました。「救われた」と思いました。
「ごめんなさい、お義母さんはわるくないのに。でも、この家にはもういられない……」
私たちはその晩、別居の話を進めることを決めました。
これで、この地獄から解放される。私はその希望だけで、ようやく深い眠りにつくことができました。
あとがき:守るべきは「義理」ではなく、子どもの命
「神経質」という言葉は、一生懸命に環境を整えようとする母親への刃です。
どれだけ感謝していても、子どもの安全がおびやかされれば話は別…。絶望のふちで夫が「別居」という切符を差し出したシーンは、春子さんにとって一筋の希望が見えた瞬間でしたね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

