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「WPW症候群の症状」はご存じですか?見逃し要注意の“心臓のサイン”を医師が解説!

「WPW症候群の症状」はご存じですか?見逃し要注意の“心臓のサイン”を医師が解説!

WPW症候群の代表的な症状

多くは無症状で健診などで発見されることが多いですが、頻拍発作が起こると症状が出ます。
上室性頻拍では心拍数150-220回/分程度、ドキドキ感、動悸、息苦しさ、胸痛など。突然始まり突然終わることが多いです。

心房細動を合併すると、心房からの信号が副伝導路を通って心室に高速伝導され、心拍が時に300回/分を超えることもあり、めまいや失神、最悪の場合、心室細動による心停止を招くリスクがあります 。
小児期の症状としては、極端な頻拍時には青白い顔色(チアノーゼ)、呼吸苦、ぐったり、哺乳不良、腹痛があるなど、成人とは別の形で現れることもあります。

ドキドキ感、動悸、息苦しさ、胸痛

頻拍発作が持続した場合、迷走神経刺激(息こらえなどバルサルバ法・冷水で顔を洗うなど)の反射により心拍数を抑えられる可能性があります。症状軽減に有効とされています。
通常の動悸ならまずは内科または循環器科の外来受診で心電図検査を。動悸+胸痛・呼吸苦・失神がある場合は、救急対応が必須で迅速に評価・治療を。受診時には「心拍数、発作の持続時間、誘因、家族歴(突然死など)」を医師に提示することで、リスク評価の助けになります。

心臓の拍動異常(頻拍)

心房細動を合併し、血圧などが不安定な際には、カルディオバージョン(同期除細動)を迅速に実施することが必要です。心房細動時の注意として、副伝導路への伝導を促進してしまうβ遮断薬やカルシウム拮抗薬(アデノシンを含む)は禁忌です。Ia群やⅠc群の抗不整脈薬かカルジオバージョンが推奨されます。循環器科での緊急対応が必要です。

めまい、失神

極端な頻拍により脳血流が低下すると、めまいや失神を引き起こします。これらは心停止(心室細動)へ移行する前兆の可能性もあり、極めて緊急性が高い状態です。直ちに救急車を要請し、高度な不整脈治療が可能な循環器専門病院を受診してください。

【子供】WPW症候群の代表的な症状

動悸・息苦しさ・顔色が悪くなる・ぐったりする

頻拍発作が起こると動悸・息苦しさ・顔色が悪くなる・ぐったりするなどの症状が出ます。
乳児では母乳やミルクを飲まない、ミルクを続けて飲めない、汗をすごくかく、チアノーゼ、呼吸が速いなど。全身症状として、ぐったりして反応が悪くなるケースもあります。
家庭ではまず迷走神経刺激法(刺激量は慎重に、瞼の上から眼球圧迫、頸動脈洞マッサージ、冷水に顔をつけるなど)が考えられますが、乳児は医療機関へ直行することが推奨されます。
子供のWPW症候群の頻拍発作は小児循環器・救急で迅速対応。ぐったり・チアノーゼ・食べられない, 嘔吐や腹痛などの状態は心停止の前段階の可能性もあり、即救急搬送が必須です。

配信元: Medical DOC

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