いつの間にか運転は毎回私?
数週間後、また遊びに誘われた時のこと。移動手段の話にならないまま当日を迎えました。 『今日はどうするのかな?』と内心ソワソワしていると、頼子ちゃんは当たり前のような顔で、自分の家のチャイルドシートを抱えて私の車の前に立っていました。
「お待たせー!今日もよろしくね」
「あ、うん。……今日はどこに行く?」
「あ、あのね!ちょっと遠いんだけど、新しくできたあそび場に行きたくて。片道1時間くらいかな!」
えっ、1時間……? 往復2時間、ガソリン代もかかるし、何より運転の労力が……。 そう思いつつも、笑顔で待っている彼女を前に「遠いから嫌だ」とは言えませんでした。
結局、その日は1日中私が運転。さらに「お礼」は、道中で買った子どもたちの安いお菓子だけ。 「これ、リョウくんにも!ついでに買ったから食べて」
……ついで、か。 なんだか、私の運転の価値が「ついでのお菓子」程度に思われている気がして、モヤッとした感情が胸に小さなトゲのように刺さったのでした。
あとがき:「当たり前」という甘えの境界線
「最初はきちんとしていたから」という安心感が、かえって違和感への蓋をさせてしまう……。ママ友という微妙な距離感だからこそ、マナーの欠如を指摘するのは勇気がいりますよね。運転の労力もガソリン代もタダではありません。スタバ一杯から始まった関係が、いつの間にか「無料タクシー」として扱われる悲しさに、多くの女性が共感するはずです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

