第三者が入ったことで見えた変化
限界を感じ、私はケアマネジャーに相談しました。食事内容を記録する仕組みを整え、訪問介護も導入しました。第三者が関わるようになってから、父の訴えは少しずつ落ち着いていきました。親戚も状況を理解してくれるようになり、張りつめていた空気は、次第にやわらいでいきました。
その後、医師から説明を受け、父の言動は認知症による被害妄想の一種である可能性があると知りました。その言葉を聞いたとき、ようやく少し冷静になれた気がします。
この出来事を通して、私は介護の難しさを身をもって知りました。正しさを証明しようとするほど、かえって溝が深まることもあります。父の中では、それが「現実」だったのだと思います。
まとめ
家族だけで抱え込むには、あまりに重い問題でした。専門職が関わることで、父の生活だけでなく、私自身の心も守られたように感じています。介護は、誰かひとりの努力だけでは支えきれないと実感した出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:佐藤花/40代女性・会社員
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
著者/シニアカレンダー編集部
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