私はママ友の便利な「コンビニ」?
「わあ、ありがとう! ほらりり、お家帰って食べようね!」
頼子ちゃんは満面の笑みで去っていきました。
なぜ、彼女は自分勝手に人が買ったものをお金払うから、だけであんな簡単に持って返れるのだろうか。そもそも相手のことを考えたら、お金払うから頂戴なんて言い出せないのでは…?
「……もう、無理。限界」
帰宅した拓哉にこの話をすると、普段温厚な彼もさすがに顔をしかめました。
「冴子、それもう友達じゃないよ。都合のいい『コンビニ』だと思われてる。……ちょうどいい機会かもしれないな」
拓哉の言葉に、私は深く頷きました。 実は私たち、数か月後にはここから少し離れた場所に新築したマイホームへ引っ越す予定があったのです。
あとがき:断れない優しさが「搾取」を招く時
子どもの「欲しい」という顔を武器にするのは、大人のルール違反。お金を払えば解決という問題ではなく、そこにある「手間」や「楽しみ」を奪っていることに無自覚なのが一番の恐怖です。夫・拓哉さんの「都合のいいコンビニ」という言葉に、ハッとさせられた読者も多いでしょう。物理的な距離を置く決意に、一筋の希望が見えてきます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

