高齢期ジャーニーマップの具体例
高齢期ジャーニーマップの具体例として、「智美さん(仮名)の場合」を紹介。「備えない暮らし」と「備えた暮らし」の2パターンがあり、それぞれどんな老後生活になるのかがリアルに分かりました。
備えない暮らしでは、物忘れや歩行機能の低下で認知症や転倒・骨折に見舞われ、最後は徘徊して施設入所の末に没。死後は子どもが事務手続きに奮闘するはめに……。
一方、備える暮らしでは、膝が痛くなったものの玄関や歩行環境のリフォームにより外出を継続でき、友人や近隣との交流を保てました。また、在宅介護サービスを利用し、資産管理や死後事務もスムーズになっています。
なるほど、計画的な備えとリフォームで豊かな老後生活になることが分かりますね。
ALPアドバイザーが高齢者をサポートする未来が間近に!
ALPアドバイザーが高齢者をサポートする未来が間近になるかもしれません。同シンポジウムに登壇した三井住友信託の谷口佳充部長は、ALPアドバイザーについて次のように説明しました。
「当社の調査では、80歳までに人生を終わりたいと思っている人が多い中、日本人の平均寿命は男性が81歳、女性が87歳です。65歳から100歳まで35年以上もあり、2度目の人生があるのにもかかわらず、考えている人が少ない状況です。このような中、気付きを与えてくれるのが『ALPアドバイザー』です」
ALPアドバイザーのアドバイスを受けて高齢期ジャーニーマップを描くと、想像がどんどん膨らむそう。考え・備える手順を傍で支えてくれる人がいることで、考えることが楽しくなってくるのだとか。
2027年度にはALP協会が設立され、資格試験を開始するとのこと。50〜60代をはじめとした多くの人々にアドバイスをしてくれるALPアドバイザーは、今後、認知とニーズが高まってくるでしょう。近い将来、ALPアドバイザーに相談して、理想の老後を過ごすのは当たり前になっているかもしれませんよ。
