大学3年生のころ、私は塾でアルバイトをしていました。そこで担当したある生徒は、最初は警戒心が強いタイプでしたが、1年ほど指導を続けるうちに少しずつ心を開いてくれるように。しかし、かわいい教え子だったはずが、のちに私の生活を脅かす存在になるとは、当時は思ってもいませんでした。


再会した元生徒と食事へ
高校を卒業した教え子は、なんと私と同じ大学に入学。大学で久しぶりに再会した日、彼から「受験頑張ったからごはんに連れていってほしい!」とお願いが。お祝いも兼ねて、1週間後に食事へ行く約束をしました。
しかし当日、待ち合わせ場所に現れた彼を見て私はあ然。派手な緑のスーツに革靴という、まるでデートのような格好でやってきたのです。私が「大学にいるときと雰囲気が違うね」と言うと、彼は「今日はデートだから張り切っちゃった」と答えました。
さすがに元生徒となると彼に恋心は抱けませんし、彼を期待させるような中途半端な行動はできません。そこで、私は気持ちに応えられないことをはっきり伝えました。すると、彼はその場でぼうぜんとしていましたが、結局その日は食事に行かないまま、解散することになりました。
SNSをフォローされて…
帰宅後、スマホを見ると彼からメッセージが。確認すると「僕の何がいけなかったんですか」「彼氏いないって言ってたのに」など、画面に収まりきらないほどの長文で……。ゾッとして返事をせずスルーしたものの、この日以降、彼の行動はエスカレートしていったのです。
数日後、彼は連絡先から探したのか私のSNSアカウントを見つけ、フォローしてきました。するとそれから、私たちの生活圏が近かったこともあり、彼は「また会ったね」「今日はここに用事があって」などと、私の行く先々に現れるようになったのです。
「たまたま近くにいた」と言われても、頻度がたまたまの域ではありません。あるとき、彼から「先生のSNS毎日見てますよ」と言われたので、おそらく私のSNSをチェックして、投稿写真から居場所を特定していたのだと思います。
恐怖を感じた私はSNSで彼をブロック。その後、ようやく静かな日々が戻りました。

