お酒をちゃんぽんすると酔いやすくなる原因

では、なぜお酒をちゃんぽんすると酔いやすくなる、悪酔いすると言われるのでしょうか。ここでは具体的な理由を解説していきます。
飲酒量が把握しにくくなる
お酒をちゃんぽんすると言うことはお酒の種類、アルコールの濃度が変わります。
そのためお酒を飲むペースや全体のアルコール量が把握しにくくなり、結果として大量のアルコールを摂取してしまう原因となります。
具体的には初めはビールを飲んでいて、その後焼酎などに変更した場合、アルコール濃度がかなり変わります。具体的にはビール350ml(4.5~5.5%:純アルコール12.6~15.4g)から焼酎1合180ml(20~25度:純アルコール28.8~36.0g)と量が少なくなるにも関わらず摂取するアルコールの量は格段に増えています。
これを意識せず同じペースで飲み続けると、気づかないうちに大量のアルコールを摂取してしまうことになり、お酒に酔ってしまうのです。
ペースが落ちにくい
お酒を飲む時、同じ種類のお酒を飲み続けていると少しずつペースが落ちてくる、と言うことが多いでしょう。しかしながら、ここでお酒の種類を変更して「味変」してしまうと、ペースが落ちない、もしくは上がってしまい、早いペースでお酒を飲み続けてしまいます。その結果、アルコールを摂りすぎてしまうのです。
酔いが回りやすいお酒の組み合わせ

アルコール濃度が低い酒と高い酒
アルコール度数の低いお酒を飲んだ後にアルコール度数の高いお酒を飲んでしまうと、同じスピードで飲み続けることでアルコールを急激に取りすぎてしまう危険性があります。
例えば、前述のビールから焼酎、その他日本酒やワインなどに変更した場合などが挙げられます。
対策としては、意識してスピードを落とす、もしくはアルコールの高いお酒から低いお酒への変更のみ、とルール付けるなどが挙げられます。
炭酸もしくはアルコール度数の低い酒とアルコール度数の高い酒
アルコールは小腸でその80%が吸収されます。また、胃ではゆっくり吸収されるのに比べ、小腸では速やかに吸収されます。
そのため、アルコールが小腸に流れやすいと早く吸収され、アルコールの血中濃度が急に上がる可能性があります。
通常水分は胃を20-30分で通過していきますが、他に食物を一緒に取ると胃にいる時間も長くなります。一方でアルコール度数が低く、水分が多いお酒(ビール等)や炭酸は胃腸を刺激し、胃から早くに物を腸へ流します。そのため、胃腸を動かしやすいお酒を飲んでいるときにアルコール度数の高いお酒を飲むと、濃度の高いアルコールまで早くに小腸に移動する可能性があります。そうなると多量のアルコールが速やかに吸収されてしまうため、酔いやすくなってしまう可能性があります。

